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四十二

慣用句・四十二 しのぎを削るしのぎをけずる

刀と刀がぶつかり合い、火花が散るほどのせり合い。

いまのことば

しのぎを削るの意味と使い方は?

おたがいに負けまいとして、はげしく争うこと。

ことばの景色

「しのぎ」は、日本刀の、刃と背(みね)の間にある、少し盛り上がった部分のことです。刀どうしではげしく打ち合うと、このしのぎの部分がこすれ合って、けずれてしまうほどだった、ということから生まれたことばです。

いまでは、試合やコンクール、会社どうしの競争など、力の近い者どうしが、はげしくきそい合うときに使います。

たとえば、「クラスの二人は、漢字テストの点数で毎回しのぎを削っていて、おたがいに力をのばしている」のように使います。

使い方の例

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——「しのぎ」は漢字で「鎬」と書きます。「凌ぎを削る」と書くのはまちがいです。刀にまつわることばには、ほかに「元の鞘に収まる」「反りが合わない」などがあります。
原文について
この記事が扱っている『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「しのぎを削る」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、https://kotobank.jp/word/鎬を削るで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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