CCN 寺子屋
国語の間へ戻る
三十九

慣用句・三十九 棚に上げるたなにあげる

自分のことは高い棚にしまって、見えないふりをする。

いまのことば

棚に上げるの意味と使い方は?

自分に都合の悪いことにはふれないで、知らん顔をしておくこと。

ことばの景色

棚の上に物をのせてしまうと、ふだんは目に入らなくなります。そのように、自分の欠点やまちがいを、見えない棚の上にしまいこんで、なかったことのようにするようすです。

多くは「自分のことは棚に上げて」の形で、自分も同じことをしているのに、人のことばかり責めるようすを言います。

たとえば、「兄は自分の部屋が散らかっているのを棚に上げて、ぼくの机がきたないと言ってきた」のように使います。

使い方の例

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——「棚」を使うことばには、ほかに「棚からぼたもち」もあります。同じ棚でも、こちらは思いがけない幸運のたとえです。
原文について
この記事が扱っている『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「棚に上げる」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、https://kotobank.jp/word/棚に上げるで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
前へ次へ
寺子屋の無料会員

無料会員になると、漢字や九九の問題の答えと解説、印刷できる小テストや記録シートの PDF などが開けます。メールアドレスだけで始められ、パスワードはいりません。中学生以下の方は、保護者の方が登録してください。

無料登録はこちら