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三十八

慣用句・三十八 図に乗るずにのる

うまくいって、ついつい調子が上がりすぎる。

いまのことば

図に乗るの意味と使い方は?

物事が思いどおりに進んで、いい気になり、調子に乗ること。

ことばの景色

何かがうまくいくと、うれしくなって、もっとやろうと勢いがつきます。それはよいことですが、いい気になりすぎて、まわりのことが見えなくなったり、やりすぎたりしてしまうことがあります。そんなようすを「図に乗る」と言います。

「図」はもともと、お経にふしをつけて唱える仏教の声楽「声明(しょうみょう)」で、調子が変わる(転調する)ところを言ったことばです。調子がうまく合う、ということから、調子に乗るという意味になったと言われます。

たとえば、「一回ほめられたからといって、図に乗って、何度も同じじょうだんを言っていたら、みんなにあきられた」のように使います。

使い方の例

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——似た意味のことばに「調子に乗る」「思い上がる」があります。
原文について
この記事が扱っている『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「図に乗る」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、https://www.nichiren.or.jp/glossary/id310/・https://kotobank.jp/word/図に乗るで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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