三十
慣用句・三十 羽を伸ばす
かごから出た鳥が、大きく羽を広げるように。
いまのことば
羽を伸ばすの意味と使い方は?
気がねする人がいなくなって、のびのびと自由にふるまうこと。
ことばの景色
かごの中にいた鳥は、羽を思いきり広げることができません。かごから出してもらうと、鳥は大きく羽をのばし、気持ちよさそうに動き回ります。
同じように、いつもは気をつかっている人がいなくなったり、きまりのある生活からはなれたりして、のびのびと楽しむようすを言います。
たとえば、「テストが終わった週末は、羽を伸ばして、一日じゅう公園で友だちと遊んだ」のように使います。
使い方の例
- テストが終わった週末は、公園で思いきり羽を伸ばした。
- 夏休みに祖父母の家で羽を伸ばした。
考えてみよう
- 問一あなたが羽を伸ばせるのは、どんなときですか。
- 問二羽を伸ばしすぎて、困ったことはありますか。
- 問三気をつかうことと、のびのびすることのバランスは、どうとればよいでしょう。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——似た意味の言い方に「くつろぐ」「のびのびする」があります。鳥にたとえた慣用句には、ほかに「飛ぶ鳥を落とす勢い」などもあります。
原文について
この記事が扱っている
『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「羽を伸ばす」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/羽を伸ばすで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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