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四十八

四字熟語・四十八 一網打尽いちもうだじん

一度投げた網で、池の魚をすっかりすくい上げる。

いまのことば

一網打尽の意味と使い方は?

悪者などを、一度に全部つかまえること。

ことばの景色

「一網」は、ひと投げの網、「打尽」は、とりつくすことです。一度網を投げただけで、そこにいる魚を残らずとってしまう、という漁の景色です。

そこから、悪いことをする人たちのグループを、一度にまとめてつかまえることを言うようになりました。

中国の宋の時代のことを書いた書物には、役人が、ある人をうったえたことで、その仲間の多くの人がいっしょに役目を失い、その役人が「一網打尽にした」と言った話がのっています。また、歴史書『宋史』の范純仁の伝にも、うそのうわさを作った人たちが、「一網打尽だ」と言って喜び合った場面があります。

たとえば、「ニュースで、町をさわがせていたどろぼうのグループが一網打尽にされたと伝えていた」のように使います。

使い方の例

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——「網」は「あみ」のことで、「網戸」「網目」の「網」です。「一網」は「いちもう」と読みます。
原文について
この記事が扱っている『四字熟語』は、漢字四字で意味をあらわす言い回し。宋の時代の書物(東軒筆録)と、宋史・范純仁伝に見られる言い方。
由来はhttps://imidas.jp/fourchars/detail/X-01-S-02-4-0033.htmlで確認できます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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