三十四
四字熟語・三十四 前代未聞
むかしの人も聞いたことがない、はじめての出来事。
いまのことば
前代未聞の意味と使い方は?
これまでに一度も聞いたことがないような、めずらしいこと。とんでもないこと。
ことばの景色
「前代」は、いまより前の時代、「未聞」は、まだ聞いたことがない、という意味です。むかしから今まで、だれも聞いたことがないほどめずらしい、ということです。
おどろくような新しい出来事にも、あきれるようなとんでもない出来事にも使われます。
たとえば、「運動会の玉入れで、全部の玉がかごに入ってしまうなんて、前代未聞の出来事だ」のように使います。
使い方の例
- 一年生が全員そろって百点を取るなんて、前代未聞だ。
- 雪の中での運動会は、この学校では前代未聞の出来事だった。
考えてみよう
- 問一あなたがこれまでに見聞きした、いちばんめずらしい出来事は何ですか。
- 問二だれもやったことがないことにいどむのは、どんな気持ちだと思いますか。
- 問三「前代未聞」が、よいことに使われるのはどんなときでしょう。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——「未聞」は「みもん」と読みます。「未」は、「未来」「未完成」のように、「まだ〜ない」という意味をもつ字です。鎌倉時代のはじめの文書にも見られる、古いことばです。
原文について
この記事が扱っている
『四字熟語』は、漢字四字で意味をあらわす言い回し。「前代未聞」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/前代未聞で確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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