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三十三

四字熟語・三十三 一部始終いちぶしじゅう

はじめから終わりまで、一つも残さず見とどけた。

いまのことば

一部始終の意味と使い方は?

物事のはじめから終わりまで、全部。くわしい事情のすべて。

ことばの景色

「一部」は、もとは一冊の書物のことです。「一部始終」も、はじめは書物のはじめから終わりまで全部、という意味でした。「始終」は、はじめから終わりまでです。一冊の本をはじめから終わりまで読み通すように、ある出来事の最初から最後まで、すべてということです。

「一部始終を話す」「一部始終を見ていた」のように、出来事をくわしく、残らず伝えたり見たりするときに使います。

たとえば、「ねこが木に登っておりられなくなり、消防の人に助けられるまでの一部始終を、ぼくは窓から見ていた」のように使います。

使い方の例

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——「一部」には、ふつうは「全体のうちの一部分」という意味がありますが、「一部始終」では「全部」をあらわします。同じことばでも、組み合わせで意味が変わるおもしろい例です。
原文について
この記事が扱っている『四字熟語』は、漢字四字で意味をあらわす言い回し。「一部始終」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、https://kotobank.jp/word/一部始終-433641で確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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