三十一
四字熟語・三十一 七転八倒
あまりの苦しさに、ころげ回って、またころげ回る。
いまのことば
七転八倒の意味と使い方は?
はげしい苦しみや痛みのために、ひどく転げ回ってもがくこと。
ことばの景色
「七転」は七回ころぶ、「八倒」は八回たおれる、という意味です。ここでの「七」や「八」は、きっちりとした回数ではなく、何度も何度も、ということをあらわしています。
おなかや歯がひどく痛くて、じっとしていられず、ころげ回るほど苦しむようすを言います。体の痛みだけでなく、なやみごとでひどく苦しむようすにも使われることがあります。
たとえば、「夜中に急に歯が痛み出して、朝まで七転八倒した。これからは、ちゃんと歯みがきをしよう」のように使います。
使い方の例
- おなかをこわして、ひと晩じゅう七転八倒した。
- 発表の原稿がまとまらず、前の晩は七転八倒の苦しみだった。
考えてみよう
- 問一とても痛かったり苦しかったりしたとき、だれに助けてもらいましたか。
- 問二苦しんでいる人を見かけたら、あなたはどうしますか。
- 問三数をつかって「たくさん」をあらわすことばを、ほかにも探してみましょう。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——「七転び八起き」とよく似ていますが、意味はまったくちがいます。「七転び八起き」は、何度失敗しても立ち上がることで、国語の間で読めます。「七転八倒」は「しちてんはっとう」「しってんばっとう」と読むこともあります。南北朝時代の軍記物語『太平記』にも見られることばです。
原文について
この記事が扱っている
『四字熟語』は、漢字四字で意味をあらわす言い回し。「七転八倒」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/七転八倒で確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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