二十九
四字熟語・二十九 異口同音
ちがう口から、ぴたりと同じことばが飛び出す。
いまのことば
異口同音の意味と使い方は?
多くの人が、口をそろえて同じことを言うこと。みんなの意見が一致すること。
ことばの景色
「異口」はちがう口、つまりたくさんの人のこと、「同音」は同じ声、同じことばです。たくさんの人が、まるで打ち合わせたように、同じことを言う景色です。
話し合いで、みんなの意見がぴたりとそろったときや、同じ感想をいっせいに口にしたときなどに使います。
たとえば、「給食の新しいメニューについて聞かれて、クラスのみんなが異口同音に『おいしい』と答えた」のように使います。
使い方の例
- 遠足の行き先を聞かれて、みんなが異口同音に「水族館!」と答えた。
- 試合のあと、選手たちは異口同音に、応援への感謝を口にした。
考えてみよう
- 問一みんなの意見が、ぴたりとそろったことはありますか。
- 問二みんなと同じ意見を言うのと、ちがう意見を言うのとでは、どちらが勇気がいりますか。
- 問三みんなが同じことを言うとき、気をつけたほうがよいことはあるでしょうか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——ふつうは「いくどうおん」と読みますが、室町時代の書物には「いこうどうおん」という読み方も見られます。
原文について
この記事が扱っている
『四字熟語』は、漢字四字で意味をあらわす言い回し。「異口同音」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/異口同音で確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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