二十七
四字熟語・二十七 一刀両断
刀をひとふりして、まっぷたつ。迷いもすっぱりと。
いまのことば
一刀両断の意味と使い方は?
ためらわずに、物事を思いきってすっぱりと決めること。
ことばの景色
「一刀」は刀をひとふりすること、「両断」は二つに切りはなすことです。刀をひとふりしただけで、物をまっぷたつに切ってしまう、という景色です。
そこから、あれこれ迷ったりぐずぐずしたりせず、はっきりと決断してかたをつけることを言うようになりました。むずかしい問題を、思いきった判断ですっきり片づけるときにも使われます。
たとえば、「遠足の行き先で意見が分かれていたけれど、学級委員がみんなの理由を聞いたうえで一刀両断に決め、話がまとまった」のように使います。
使い方の例
- 長引いていた話し合いを、先生の一言が一刀両断にまとめた。
- 迷っていた二つの習いごとのうち、どちらを続けるか一刀両断に決めた。
考えてみよう
- 問一迷ったとき、あなたはすぐに決めるほうですか、じっくり考えるほうですか。
- 問二すっぱり決めてよかったことと、もっと考えればよかったことはありますか。
- 問三思いきって決めるために、どんなことが役に立つと思いますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——「一刀両断」の「両」は、二つという意味です。「両手」「両親」の「両」と同じです。
原文について
この記事が扱っている
『四字熟語』は、漢字四字で意味をあらわす言い回し。「一刀両断」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/一刀両断で確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
寺子屋の無料会員無料会員になると、漢字や九九の問題の答えと解説、印刷できる小テストや記録シートの PDF などが開けます。メールアドレスだけで始められ、パスワードはいりません。中学生以下の方は、保護者の方が登録してください。
無料登録はこちら