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四十四

ことわざ・四十四 知らぬが仏しらぬがほとけ

知らないでいるうちは、仏さまのようにおだやかな顔。

いまのことば

知らぬが仏の意味と使い方は?

知れば腹が立ったり心配になったりすることも、知らなければ、仏さまのようにおだやかな気持ちでいられるということ。

ことばの景色

仏さまの像は、いつもおだやかな顔をしています。何かいやなことを知ってしまうと、人はいらいらしたり、なやんだりします。けれども、知らないうちは、仏さまのように心静かに過ごしていられます。

このことばは、事情を知らずにのんびりしている人を、少しからかって言うときにも使われます。本人だけが知らない、という場面です。

たとえば、「父がとっておいたおかしを、弟がこっそり食べてしまった。父はまだ気づいていない。知らぬが仏とは、このことだ」のように使います。

使い方の例

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——江戸いろはかるたの「し」の札にもあることばで、絵札には、お地蔵さまの頭の上にとんぼがとまっている景色がえがかれていました。江戸時代のはじめから使われてきたことわざです。
原文について
この記事が扱っている『ことわざ』は、昔から人びとの間で言いならわされてきた短い言い回し。「知らぬが仏」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、https://kotobank.jp/word/知らぬが仏で確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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