四十二
ことわざ・四十二 焼け石に水
熱く焼けた石に水をかけても、じゅっと消えるだけ。
いまのことば
焼け石に水の意味と使い方は?
助けや努力が少なすぎて、ほとんど何の役にも立たないこと。
ことばの景色
火で熱く焼けた石に、少しばかりの水をかけても、水はじゅっと音をたてて、すぐに蒸発してしまいます。石はほとんど冷えません。
このように、大きな問題に対して、助けや努力が小さすぎて、効き目があがらないことを「焼け石に水」と言います。
たとえば、「テストの前の日に五分だけ漢字を練習しても、焼け石に水だ。毎日少しずつ続けておけばよかった」のように使います。
使い方の例
- 大雨で水びたしになった校庭に、スポンジ一つで立ち向かっても焼け石に水だ。
- おこづかいを一日十円ずつためても、新しい自転車には焼け石に水かもしれない。
考えてみよう
- 問一「焼け石に水だったな」と思ったことはありますか。
- 問二少しの努力でも、役に立つのはどんなときだと思いますか。
- 問三大きな問題には、どんなふうに取り組むとよいでしょう。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——室町時代の終わりごろの書物にも見られる、古いことわざです。反対に、少しずつでも積み重ねれば大きなものになる、という意味のことわざに「塵も積もれば山となる」があり、国語の間で読めます。
原文について
この記事が扱っている
『ことわざ』は、昔から人びとの間で言いならわされてきた短い言い回し。「焼け石に水」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/焼け石に水で確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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