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三十八

ことわざ・三十八 棚からぼたもちたなからぼたもち

見上げた棚から、ぼたもちがころりと落ちてきた。

いまのことば

棚からぼたもちの意味と使い方は?

何の苦労もしないのに、思いがけない幸運がまいこんでくること。

ことばの景色

「ぼたもち」は、もち米などをたいて軽くつき、丸めて、あんやきな粉をまぶしたおかしです。棚の上に置いてあったぼたもちが、ちょうど下にいた人のところへ落ちてくる。しかも、口を開けていたらそのまま口に入った、というような、うれしい偶然の景色です。

自分で努力したわけではないのに、よいことがひょっこりやってくる。そんなときに使うことばです。短く「たなぼた」とも言います。

たとえば、「お客さんが来るからと母が買ってきたケーキが一つ余って、ぼくがもらえた。棚からぼたもちだ」のように使います。

使い方の例

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——「開いた口へ餅」という、よく似た言い方もあります。ぼたもちとおはぎは、春に作るものをぼたもち、秋に作るものをおはぎと呼び分けることもありますが、いまはどちらの名前でも呼ばれます。どちらもお彼岸によく食べられるおかしです。
原文について
この記事が扱っている『ことわざ』は、昔から人びとの間で言いならわされてきた短い言い回し。「棚からぼたもち」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、https://kotobank.jp/word/棚から牡丹餅・https://kotobank.jp/word/おはぎで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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