三十一
ことわざ・三十一 笑う門には福来る
笑い声のもれる家の門を、幸せがくぐってやって来る。
いまのことば
笑う門には福来るの意味と使い方は?
いつも笑い声がたえない明るい家には、自然と幸せがやってくるということ。
ことばの景色
「門」は、家の入り口のことで、ここでは家や家族そのものをさしています。
家の中から、楽しそうな笑い声が聞こえてくる。そんな家には、人も集まり、よい知らせも入ってきそうに思えます。つらいことがあっても、笑顔でいることで心が軽くなり、まわりの人も元気になる。そうした明るさが、幸せを呼びこむという考え方です。
たとえば、「テストの点が悪くてしょんぼりしていたら、家族が冗談で笑わせてくれた。笑う門には福来る、明日からまたがんばろう」のように使います。
使い方の例
- 失敗しても笑い合えるクラスは、いつも楽しそうだ。笑う門には福来る、だね。
- 笑う門には福来るというから、朝は「おはよう」と笑顔であいさつしよう。
考えてみよう
- 問一あなたが思わず笑顔になるのは、どんなときですか。
- 問二落ちこんでいる人を、笑顔にするにはどうすればよいでしょう。
- 問三笑うことで、何が変わると思いますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——「来る」を「きたる」と読むのは、少し古い言い方です。「来る日曜日」を「きたる日曜日」と読むのと同じです。
原文について
この記事が扱っている
『ことわざ』は、昔から人びとの間で言いならわされてきた短い言い回し。「笑う門には福来る」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/笑う門には福来るで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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