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三十

ことわざ・三十 残り物には福があるのこりものにはふくがある

最後に残ったくじに、いちばんの当たりがかくれていた。

いまのことば

残り物には福があるの意味と使い方は?

人が取り残したものや、最後に残ったものの中に、思いがけないよいものがあるということ。

ことばの景色

みんなが先に好きなものを選んでいき、自分の番が来たときには、一つしか残っていない。がっかりしそうな場面ですが、その残ったものが、じつはいちばんよいものだった、ということがあります。

このことわざは、先を争わず、あとになった人をなぐさめたり、はげましたりするときによく使われます。あせって先に取らなくても、よいことはめぐってくる、という考え方です。

たとえば、「くじ引きの順番が最後になってしまったけれど、残り物には福があるで、ぼくのくじが一等だった」のように使います。

使い方の例

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——「余り物に福がある」という形で言われることもあります。反対の考え方には、先に動いた人が有利だという「先んずれば人を制す」があります。
原文について
この記事が扱っている『ことわざ』は、昔から人びとの間で言いならわされてきた短い言い回し。「残り物には福がある」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、https://kotobank.jp/word/残り物には福があるで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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