羊頭狗肉の意味と使い方は?
店先に羊の頭をかかげておきながら、実際には、それより安い犬の肉を売っている。そんな店のようすをあらわしたことばです。看板で客を引きつけておいて、ちがう品を出すのですから、ずるいやり方です。
「羊頭をかかげて狗肉を売る」という形は、宋の時代の禅の書物『無門関』第六則に見られます。さらにさかのぼると、『晏子春秋』内篇・雑下に、門に牛の頭をかけて、中では馬の肉を売る、というたとえで、言うこととすることがちがうのを戒めた話があります。
いまでは、広告や題名は大げさなのに中身がともなわないものや、言うことと行うことがちがうようすに使います。
たとえば、「表紙には『かんたんにできる』と大きく書いてあったのに、中を見たらむずかしい説明ばかり。これでは羊頭狗肉だ」のように使います。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。