103
元素の間・原子番号 百三
ローレンシウム(Lr)って、どんな元素?
English
いまのことば
ローレンシウム(Lr)って、どんな元素?
ローレンシウムは、原子番号103、元素記号Lrの元素です。名前は、サイクロトロンを発明したローレンスから来ています。アクチノイドの最後の元素です。
原子番号 103(262)
Lrローレンシウムlawrencium- 元素記号
- Lr
- 原子量
- (262)
- 周期表の場所
- 第7周期・アクチノイド
( )の数は原子量ではなく、その元素の放射性同位体の質量数の一例です。
原子量は日本化学会「4桁の原子量表(2026)」によります。
装置の発明者
ローレンシウムが見つかったのは1961年。1930年代に装置「サイクロトロン」を発明した、アメリカの物理学者ローレンスの名前がつきました。
サイクロトロンを使って、1937年には人類初の合成元素テクネチウムがつくられています。
周期表のどこにいる?
アクチニウムからローレンシウムまでの15の元素は「アクチノイド」とよばれ、元素の間の周期表では、下に取り出した2行のうち下の行に並んでいます。
ローレンシウムの次の104番からは、7段目の4族から右へ、ふたたび周期表の本体に並びます。
考えてみよう
- 問一新しい元素をつくる装置を発明した人の名前を元素につけたのを、どう思いますか。
- 問二サイクロトロンの「サイクロ」は、どんな意味だと思いますか。
- 問三アクチノイドの最初と最後の元素の名前を言えますか。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——人の手で元素をつくる道は、1937年のテクネチウムから始まり、2016年のニホニウムまでつづいています。