元素の間・原子番号 九
フッ素(F)って、どんな元素?
いまのことば
中学生と保護者の方へ。フッ素がどんな元素か、いっしょに確かめましょう。
フッ素(F)って、どんな元素?
フッ素は、原子番号9、元素記号Fの元素です。フッ素の化合物(フッ化物)は、むし歯を防ぐために使われています。
原子番号 919.00
Fフッ素fluorine- 元素記号
- F
- 原子量
- 19.00
- 周期表の場所
- 第2周期・17族
原子量は日本化学会「4桁の原子量表(2026)」によります。
名前は「蛍石」と「流れる」
元素記号のFのもとは、フッ素をふくむ鉱物「蛍石」の英語名と、ラテン語で「流れる」を意味することばです。
フッ素が見つかったのは1886年。ほかの多くの元素よりおそく、19世紀の終わりのことでした。
むし歯を防ぐフッ化物
厚生労働省の手引きによると、フッ化物が歯の表面にくり返しはたらくと、歯の質を強くする、できはじめのむし歯を元にもどす(再石灰化)を助けるなどして、むし歯を防ぐ効果が期待できます。
周期表では2段目の17族。真下には塩素がいます。
考えてみよう
- 問一フッ化物入りの歯みがき剤を使っているか、家で確かめてみましょう。
- 問二フッ素が見つかるまで時間がかかったのは、なぜだと思いますか。
- 問三フッ素と塩素は同じ列です。どんなところが似ていると思いますか。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——周期表の17族には、フッ素・塩素・臭素などが並びます。塩素は「黄緑色」、臭素は「悪臭」が名前のもとです。
この記事について
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来と発見の年は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)、フッ化物のむし歯予防の作用は厚生労働省「フッ化物洗口マニュアル(2022年版)」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来と発見の年は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)、フッ化物のむし歯予防の作用は厚生労働省「フッ化物洗口マニュアル(2022年版)」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
