56
元素の間・原子番号 五十六
バリウム(Ba)って、どんな元素?
English
いまのことば
バリウム(Ba)って、どんな元素?
バリウムは、原子番号56、元素記号Baの元素です。名前のもとは、ギリシャ語で「重い」という意味のことば。胃のX線検査の「バリウム」でも知られています。
原子番号 56137.3
Baバリウムbarium- 元素記号
- Ba
- 原子量
- 137.3
- 周期表の場所
- 第6周期・2族
原子量は日本化学会「4桁の原子量表(2026)」によります。
名前は「重い」
元素記号のBaは、ギリシャ語の「バリス(重い)」から。バリウムをふくむ石「重晶石」が重いことから名前がつきました。見つかったのは1808年です。
バリウムは、周期表の2族。マグネシウムやカルシウムと同じ縦の列の仲間です。
胃の検査の「バリウム」
胃のX線検査では、胃をふくらませる薬と、バリウム(造影剤)を飲んで、胃の内側の様子を調べます。
中学2年の理科では、H・He・C・N・O・S・Cl・Na・Mg・Al・Si・K・Ca・Fe・Cu・Zn・Ag・Ba・Auの19が、基礎として取り上げる元素記号の例にあげられています。バリウムもその一つです。
考えてみよう
- 問一X線の写真に胃の形を写すために、なぜ特別な物を飲むのでしょう。
- 問二「重い」から名前がついたように、性質から名前がついた元素をほかに探してみましょう。
- 問三中学で習う19の元素記号のうち、いくつ知っていましたか。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——明治の1887年ごろ、花火師の11代目鍵屋弥兵衛は、硫化バリウムなどを使った色のある「洋火」をつくることに成功しました。