小学3・4年の外国語活動|英語で尋ねて答える(What ~ do you like? のやり取り)
答えは英語の文でなくても大丈夫。カードを指さすだけでも、気持ちは伝わります。

このページの要点
- 小学3・4年の外国語活動では、身近なことについて「自分の考えや気持ちが伝わるよう、工夫して質問をしたり質問に答えたりする」ことを学びます。
- 家では「尋ねる → 答える → もう1つ足す」の3つの番を、親子で交代しながら回します。
- 答えは英語の文にならなくても大丈夫です。カードを指さす、うなずく、単語1つで言う、も伝える工夫です。
やり取りは「尋ねる → 答える → もう1つ足す」
英語のやり取りは、質問と答えが一往復で終わりがちです。3つ目に「Me too!(わたしも)」や「And you?(あなたは?)」を足すと、相手に番が戻り、次の質問につながります。おうちの人が英語に自信がなくても、この3つの番の形だけ覚えておけば、毎回同じ流れで進められます。
- 「お母さん(お父さん)に聞いてみて」
- 「答えたら、And you? で聞き返してみよう」
好きな物カードを作って尋ね合う
はじめに、紙を8枚くらいに切り、好きな色・食べ物・動物・スポーツの絵を1枚に1つずつ描きます(色は塗るだけでもかまいません)。カードを机に並べたら、1人が尋ね、もう1人がカードを指さして答えます。
表:尋ねる文と答える文(練習例)
| 何を尋ねる? | 尋ねる文 | 答える文 |
|---|---|---|
| 好きな色 | What color do you like? | I like blue. |
| 好きな食べ物 | What food do you like? | I like curry and rice. |
| 好きな動物 | What animal do you like? | I like cats. |
| 好きなスポーツ | What sport do you like? | I like soccer. |
| 好きかどうか | Do you like apples? | Yes, I do. / No, I don't. |
英文は、このページで作った練習例です。
尋ねる文は「What ○○ do you like?」の○○を入れかえるだけです。答える文も「I like ○○.」の○○をかえるだけなので、表の1行目ができたら、2行目からは言葉を1つかえて進めます。1回に1行ずつ、少しずつ増やしましょう。
- 「次はどのカードのことを聞く?」
- 「答えはカードを指さしてもいいよ」
「伝わるよう工夫する」とは
学習指導要領のこの項目は、正しい文を言えることより、自分の考えや気持ちが相手に伝わるよう工夫することに重きがあります。家では次のような工夫を、できたらそのまま認めましょう。
表:伝える工夫の例
| 工夫 | 家での例 |
|---|---|
| 指さす・見せる | 答えのカードを持ち上げて見せる |
| 身ぶりを付ける | 「I like soccer.」と言いながら、けるまねをする |
| ゆっくり・はっきり言う | 相手が聞き取れなかったら、もう一度ゆっくり言う |
| 聞き返す | 分からなかったら「Once more, please.」と頼む |
| 相手を見る | 尋ねるときに、相手の顔を見る |
英文は、このページで作った練習例です。
つまずきやすい所と声かけ
表:よくあるつまずきと声かけ
| 見られること | 理由 | 声かけの例 |
|---|---|---|
| 答えが出ず、だまってしまう | 文で言わなければと思っている | 「カードを指さすだけでも伝わるよ」 |
| 尋ねる文が途中で止まる | 文が長く感じる | 「What color まで一緒に言おう」 |
| いつも同じ人が尋ねる | 番の交代が決まっていない | 「3まで行ったら交代ね」 |
| 答えたあと話が終わる | 聞き返し方を知らない | 「And you? で聞き返してみよう」 |
親子で確かめる
① 好きな色を尋ねる文の、○○に入る英語は?「What ○○ do you like?」 ② 「What food do you like?」と聞かれて、カレーライスが好きなときの答えの文は? ③ 「Do you like apples?」に、好きではないときの答えは? ④ 相手が答えたあと、相手に聞き返すときの2語は? ⑤ 英語で答える文が出てこないとき、気持ちを伝えるためにできる工夫を2つ。
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よくある質問
おうちの人が英語の発音に自信がありません。大丈夫ですか?
この学年で大切にするのは、伝わるよう工夫して尋ね合うことです。発音が気になるときは、教科書や学校で聞いた音声を思い出しながら、ゆっくり言いましょう。お子さんが学校で聞いた言い方を教えてもらうのも、やり取りの練習になります。
答えが単語1つでもよいのですか?
この項目は、自分の考えや気持ちが伝わるよう工夫することです。単語1つやカードの指さしで伝わったら、次は「I like ○○.」の形でも言ってみようと声をかけます。
「What color」と「What colors」はどちらですか?
このページの練習例では、1つを答える形として「What color do you like?」を使っています。学校で習った言い方があれば、そちらにそろえましょう。
何回くらい続ければよいですか?
1回に表の1行(尋ねる・答える・足す)から始め、言えたら次の行へ進みます。回数を決めるより、毎回3つの番を最後まで回すことを目当てにします。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」第4章 外国語活動 第2 各言語の目標及び内容等 英語 2 内容 ⑵ イ(176ページ)「身近で簡単な事柄について,自分の考えや気持ちなどが伝わるよう,工夫して質問をしたり質問に答えたりすること。」
文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」PDF の176ページ(2026年10月23日に確認)
最終確認日:2026年10月23日