- 読書感想文を計画的に終わらせる方法
- 3日完成プラン
- 7日完成プラン
- 夏休み後半からでも進めるコツ
- 保護者がサポートするポイント
- 短い冬休みで進める場合
読書感想文は一気に終わらせにくい宿題です
読書感想文は、読む、考える、書く、直すという作業が必要です。
そのため、1日で全部終わらせようとすると、親子ともに大変になります。
おすすめは、作業を小さく分けることです。
3日完成プラン
1日目:本を選んで読む
やること:
- 本を決める
- 読む時間を決める
- 心に残った場面に付箋を貼る
- 気になった言葉をメモする
ポイント:
全部を完璧に覚える必要はありません。
「ここが気になった」という場面を残すことが大切です。
2日目:メモを作る
やること:
- 心に残った場面を1つから3つ選ぶ
- その場面で思ったことを書く
- 自分の経験とつなげる
- はじめ・中・おわりの構成を作る
ポイント:
まだ文章にしなくても大丈夫です。
短い言葉でメモを作ります。
3日目:下書き・清書・見直し
やること:
- メモを見ながら下書きする
- 声に出して読む
- 誤字脱字を直す
- 原稿用紙に清書する
ポイント:
清書前に音読すると、不自然な文に気づきやすくなります。
7日完成プラン
| 日 | やること |
|---|---|
| 1日目 | 本を選ぶ |
| 2日目 | 前半を読む |
| 3日目 | 後半を読む |
| 4日目 | 心に残った場面を選ぶ |
| 5日目 | 構成メモを作る |
| 6日目 | 下書きする |
| 7日目 | 清書・見直し |
余裕がある場合は、7日プランがおすすめです。
毎日少しずつ進めることで、親子の負担が減ります。
本を読むのが苦手な子の場合
読書が苦手な子は、次のように進めましょう。
- 短めの本を選ぶ
- 1回の読書時間を短くする
- 親子で交代して読む
- 読みながら場面を話す
- 最後まで読んでから考えるのではなく、途中でメモする
夏休み後半からでも間に合わせる方法
時間が少ない場合は、次の順番で進めます。
- 読みやすい本を選ぶ
- 心に残った場面を1つにしぼる
- 自分の経験とつなげる
- 基本テンプレートで下書きする
- 清書前に音読する
完璧を目指しすぎず、まずは自分の言葉で完成させることを大切にしましょう。
短い冬休みで進める場合
冬休みは夏休みよりずっと短く、年末年始の行事も集中します。上の3日完成プランはそのまま使えますが、冬休みは「どの3日に置くか」を先に決めることが要点になります。
- 帰省や来客の予定を、先にカレンダーへ書き出す
- 落ち着いて取り組める日を3日えらぶ
- 1日目に読む、2日目にメモ、3日目に書く、と分ける
- 年末年始をまたがず、どちらかに寄せる
冬休みの読書感想文は、3学期の提出に向けた課題として出されることもあります。休みが明けてから慌てないよう、休みの前半に3日を確保しておくと安心です。
年内に寄せるか、年明けに寄せるか
3日をどこに置くかで、つまずく場所が変わります。どちらにするかを先に決めてください。
| 置き方 | 気をつけること |
|---|---|
| 年内に寄せる | 学校のリズムが残っているうちに進められます。図書館で本を借りるなら、年末の休館日を先に確かめておきます |
| 年明けに寄せる | お正月の行事が先に済むので落ち着けます。ただし提出日までが短いので、3日目が最終日にならないようにします |
どちらの場合も、3日目のあとに1日あけてから読み返すと、直すところが見つかります。
3日がどうしても取れないとき
行事が続いて3日そろわないときは、1日目を2回に分けます。読む日とメモの日が離れても、内容は薄くなりません。
- 本を読む——前半・後半の2回に分けてよい
- メモを作る——30分あれば足ります
- 書く——ここだけはまとまった時間が要ります。1日確保してください
縮めてよいのは読む時間の分け方です。書く日は削らないでください。
冬の感想文は、夏の感想文と条件が違います
ここを取り違えると、字数の決め方まで変わります。青少年読書感想文全国コンクールの応募要項には、こう書かれています。
- 「本コンクールは学校を通じてご応募いただくコンクールです」——個人からの直接応募は受け付けていません
- 「締め切りは都道府県により異なります」——全国一律の締切はありません
- 第72回の入賞発表は2027年2月——冬休みに書いたものが、この回の応募作になることはありません
つまり冬休みに出される読書感想文は、多くの場合このコンクールの応募作ではなく、学校の課題です。字数も書き方も、学校の指示が先になります。プリントや連絡帳に書かれた条件を、書き始める前にもう一度確かめてください。指示がないときの字数の目安と数え方は、原稿用紙の使い方にまとめてあります。