- 応募要項が決めていること
- 字数の数え方(句読点・改行の空白)
- 字数に数えないもの
- 書き出し・本文・結びの割り振り
- マス目が余るとき、足りないとき
原稿用紙で止まるのは、決まりを知らないからです
「何字書けばいいのか」「どこから数えるのか」が分からないまま書き始めると、途中で足りなくなったり、余りすぎたりします。
決まりは公表されています。先に知っておくだけで、書く前に見通しが立ちます。
応募要項が決めていること
青少年読書感想文全国コンクールの応募要項には、こう書かれています。
原稿用紙を使用し、縦書きで自筆してください。原稿用紙の大きさ、字詰めに規定はありません。
つまり、400字詰めでも200字詰めでもかまいません。決まっているのは「原稿用紙であること」「縦書きであること」「自分の手で書くこと」の3つです。
字数の数え方
同じ要項に、数え方も書かれています。
句読点はそれぞれ1字に数えます。改行のための空白か所は字数として数えます。
ここを知らない子は多くいます。
- 「、」も「。」も、それぞれ1マス使い、1字として数えます
- 段落を変えたときに空いたマスも、字数に数えます
つまり、段落を多く分けるほど字数は増えます。
逆に「あと少し足りない」というときは、段落を分けるだけで字数が伸びます。
字数に数えないもの
題名、学校名、氏名は字数に数えません。
題名を長くしても本文の字数は減りません。
「字数がもったいないから題名を短くしよう」と考える必要はありません。
部ごとの字数
- 小学校低学年の部(1・2年生)……本文 800字以内
- 小学校中学年の部(3・4年生)……本文 1,200字以内
- 小学校高学年の部(5・6年生)……本文 1,200字以内
- 中学校の部……本文 2,000字以内
いずれも「以内」です。上限いっぱいまで書く必要はありません。
書き出し・本文・結びの割り振り
字数が決まったら、先に配分を決めます。目安は、書き出し1割・本文7〜8割・結び1〜2割です。
- 800字(小1・2)……書き出し 80字前後 / 本文 600字前後 / 結び 100字前後
- 1,200字(小3〜6)……書き出し 120字前後 / 本文 900字前後 / 結び 150字前後
- 2,000字(中学生)……書き出し 200字前後 / 本文 1,500字前後 / 結び 250字前後
400字詰めの原稿用紙なら、800字は2枚、1,200字は3枚、2,000字は5枚です。
「2枚目の終わりまでに本文を書き終える」と決めておくと、結びが一行で終わることがなくなります。
マス目が余るとき、足りないとき
足りないとき
- 心に残った場面を、もう一つ書き足す
- その場面で自分が何を思ったかを、一文足す
- 自分の経験とつなげる一段落を入れる
- 段落を分ける(改行の空白も字数に数えます)
余るとき
- あらすじの説明を短くする(あらすじは長く書かないほうがよくなります)
- 同じことを二度書いていないか読み返す
- 一文が長すぎるところを、二つに分ける
書き方の基本は、学校で習っています
句読点の打ち方や、かぎ(「)の使い方は、小学校学習指導要領の解説で第1学年及び第2学年の指導事項として示されています。
つまり、原稿用紙の書き方そのものは、感想文のために新しく覚えることではありません。
授業で習ったことを思い出しながら書けば足ります。
迷ったときは、教科書やノートの書き方をそのまま真似てかまいません。