六十五
慣用句・六十五 気が利く
言われる前に、必要なことに気づいて動く。
いまのことば
気が利くの意味と使い方は?
細かいところまでよく気がつくこと。心がゆきとどいていること。
ことばの景色
必要なことを、言われる前に気づいて、さっと動ける人のことを、「気が利く」と言います。
人に何かを頼まれる前に、お茶を出したり、荷物を持ったりするなど、相手のことを考えた行動をほめるときに使います。
たとえば、「友だちが、ぬれていたいすを、そっとふいてくれた。気が利く人だと思った」のように使います。
使い方の例
- 気が利く弟は、みんなの分のかさも持ってきてくれた。
- 気が利くことばをかけられて、うれしくなった。
考えてみよう
- 問一あなたの身のまわりで、気が利くと思う人はだれですか。
- 問二気が利く行動をするには、何に気づけばよいでしょう。
- 問三気を利かせたつもりで、迷惑になったことはありますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——国語辞典には、もう一つの意味として、「しゃれている。粋である」という使い方も挙げられています。
原文について
この記事が扱っている
『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「気が利く」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/気が利くで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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