元素の間・原子番号 三十八
ストロンチウム(Sr)って、どんな元素?
いまのことば
中学生と保護者の方へ。ストロンチウムがどんな元素か、いっしょに確かめましょう。
ストロンチウム(Sr)って、どんな元素?
ストロンチウムは、原子番号38、元素記号Srの金属の元素です。名前は、スコットランドの鉱山「ストロンチアン」から来ています。
原子番号 3887.62
Srストロンチウムstrontium- 元素記号
- Sr
- 原子量
- 87.62
- 周期表の場所
- 第5周期・2族
原子量は日本化学会「4桁の原子量表(2026)」によります。
鉱山の名前
ストロンチアンの鉱山でとれた石(ストロンチアン石)から見つかったので、この名前になりました。見つかったのは1808年。マグネシウム・カルシウム・バリウムと同じ年です。
色のある花火
江戸時代の花火は、焔硝・灰・硫黄が主な材料でした。明治の1887年ごろ、11代目鍵屋弥兵衛は、炭酸ストロンチウムや硫化バリウムを使って、色のある「洋火」をつくることに成功しました。
ストロンチウムは5段目の2族。カルシウムの真下、バリウムの真上です。
考えてみよう
- 問一花火に色がつくようになって、見る人の楽しみ方はどう変わったでしょう。
- 問二鉱山や村の名前がついた元素を探してみましょう。
- 問三同じ2族のカルシウムとバリウムにはさまれたストロンチウムは、どんな性質だと思いますか。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——1808年には、ストロンチウム・マグネシウム・カルシウム・バリウムという2族の4つの元素と、ホウ素が見つかっています。
この記事について
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来と発見の年は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)、江戸の花火の材料と鍵屋弥兵衛の「洋火」は国立国会図書館「第132回常設展示 花火の情景」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来と発見の年は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)、江戸の花火の材料と鍵屋弥兵衛の「洋火」は国立国会図書館「第132回常設展示 花火の情景」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
