元素の間・原子番号 十四
ケイ素(Si)って、どんな元素?
いまのことば
中学生と保護者の方へ。ケイ素がどんな元素か、いっしょに確かめましょう。
ケイ素(Si)って、どんな元素?
ケイ素は、原子番号14、元素記号Siの元素です。酸素と結びついた二酸化ケイ素は、地球の表面の岩の主な材料。コンピューターの半導体にもなります。
原子番号 1428.09
Siケイ素silicon- 元素記号
- Si
- 原子量
- 28.09
- 周期表の場所
- 第3周期・14族
原子量は日本化学会「4桁の原子量表(2026)」によります。
岩と砂の主役
二酸化ケイ素(シリカ)や、ケイ素をふくむ鉱物は、地球の表面の岩(地殻)の主な材料です。人は昔から岩そのものを建物に使い、いまはガラスや焼き物にして、さまざまな機械に使っています。
元素記号のSiは、ラテン語の「シリキウム」から。そのもとは、二酸化ケイ素でできた石「珪石」を意味するラテン語です。
半導体のシリコン
ケイ素そのものは「半導体」です。半導体の電子回路は、ケイ素(シリコン)の結晶からつくられます。
原料は珪石。高い温度で珪石に炭素をまぜると、酸素が二酸化炭素や一酸化炭素になって取りのぞかれ、純度99%ほどのケイ素ができます。
考えてみよう
- 問一公園の砂や石にも、ケイ素が入っているかもしれません。どうやって確かめられるでしょう。
- 問二半導体の材料が、どこにでもある石からつくられると聞いて、どう思いましたか。
- 問三ガラスは、身のまわりのどこに使われているでしょう。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——英語の「silicon(シリコン)」は、周期表で真上にある同じ14族の仲間、炭素の英語名「carbon」に語尾をまねてつけられた名前です。
この記事について
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、シリカとケイ酸塩鉱物が地殻の主要な構成物質であること・ケイ素が半導体であることは化学と教育 66巻1号(2018年)講座「先生のための『発展』」(中西和樹)、珪石から金属ケイ素をつくる方法は化学と教育 73巻5号(2025年)新・講座「最新半導体製造の化学」、元素記号の由来と英語 silicon の由来は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、シリカとケイ酸塩鉱物が地殻の主要な構成物質であること・ケイ素が半導体であることは化学と教育 66巻1号(2018年)講座「先生のための『発展』」(中西和樹)、珪石から金属ケイ素をつくる方法は化学と教育 73巻5号(2025年)新・講座「最新半導体製造の化学」、元素記号の由来と英語 silicon の由来は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
