元素の間・原子番号 八十三
ビスマス(Bi)って、どんな元素?
いまのことば
中学生と保護者の方へ。ビスマスがどんな元素か、いっしょに確かめましょう。
ビスマス(Bi)って、どんな元素?
ビスマスは、原子番号83、元素記号Biの金属の元素です。名前は、ドイツ語で「白い塊」を意味することばから来ています。
原子番号 83209.0
Biビスマスbismuth- 元素記号
- Bi
- 原子量
- 209.0
- 周期表の場所
- 第6周期・15族
原子量は日本化学会「4桁の原子量表(2026)」によります。
「白い塊」
ビスマスは、中世から知られていた元素です。名前のもとは、ドイツ語の「ヴィスムート」と「ヴァイセ・マッセ(白い塊)」です。
ニホニウムの材料
理化学研究所のグループは、ビスマス(原子番号83)に、光の速さの10分の1まで加速した亜鉛(原子番号30)をぶつけて、113番の元素ニホニウムをつくりました。83+30=113です。
ビスマスは6段目の15族。真上にアンチモン、その上にヒ素がいます。
考えてみよう
- 問一なぜ、ぶつける相手にビスマスが選ばれたのだと思いますか。
- 問二中世から知られていた元素が、いまの最先端の研究で使われたのをどう思いますか。
- 問三15族の元素を上から順に言えますか。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——15族のヒ素・アンチモン・ビスマスは、そろって中世から知られていた元素です。
この記事について
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来と発見の年は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)、ニホニウムを亜鉛とビスマスからつくったことは化学と教育 65巻3号(2017年)「超重元素の化学 ニホニウムNhの誕生とその周辺」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来と発見の年は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)、ニホニウムを亜鉛とビスマスからつくったことは化学と教育 65巻3号(2017年)「超重元素の化学 ニホニウムNhの誕生とその周辺」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
