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👪 保護者の方へ

小学6年の理科|てこのつり合いを家で確かめる(てこの働き)

小学6年生のお子さんに、家でてこのつり合いと支点・力点・作用点を教える保護者の方へ。定規とおもりで、位置と重さを分けて動かし、つり合う組み合わせを探すページです。

保護者の方向けの寺子屋のイラスト

てこは、棒ぼうを支える点を中心に、おもりの重さと支点してんからの距離きょりで傾かたむき方が決まる道具です。家では定規と硬貨こうかを使い、重さと位置いちを一つずつ変えて確かめます。

支点してん・力点りきてん・作用点さようてんを見付ける

棒ぼうを支える動かない点を支点してん、手などで力を加える所を力点りきてん、物へ力が働はたらく所を作用点さようてんと呼よびます。最初は、定規を支える1点を見付けるだけで十分です。

力点 支点 作用点 2個分1個分 3cm6cm 2 × 3 = 1 × 6

学ぶきまりを表した説明図です。実験の写真や、実際の長さとは別のものです。

図は、つり合っている説明用のてこです。左のおもりで力を加える所を力点りきてん、右のおもりに力が働はたらく所を作用点さようてんと見ています。左右を入れかえて見てもかまいません。

こう聞いてみてください
  • 「この図で、動かない点はどこかな?」
  • 「おもりは、支点してんからどれだけ離はなれているかな?」

まず棒ぼうだけでつり合う所を探す

おもりを載のせずに、定規だけで試します。支えの位置いちを少しずつ動かし、ほぼ水平になる所に印しるしを付けます。定規は、目盛めもりの0が端はしから少しずれていたり、穴あなや金具で重さがかたよっていたりします。真ん中の目盛めもりとは限りません。

軽い定規と、消しゴムなどの低い支え、同じ硬貨こうかを使います。机の中央で、大人と一緒いっしょに行います。落下らっかや硬貨こうかの誤飲ごいんに注意し、重い物や刃物はものは使いません。

こう聞いてみてください
  • 「定規だけのとき、どこで水平になると思う?」
  • 「やってみたら、予想よそうと同じだったかな?」

位置いちだけ、重さだけを変えて比べる

印しるしを付けた支えの上で、左右に同じ重さのおもりを同じ距離きょりに置きます。距離きょりは、支点してんからおもりの中心までを同じ基準きじゅんで測はかります。

次に、片方のおもりを外側へ動かします。棒ぼうはどうなるでしょう。先に予想よそうを書いてから試します。そのあと距離きょりを戻もどして、今度は重さだけを変えます。

一度に両方を変えず、何を変えたかを書いてから試してください。指で押おさえた状態を、つり合いの結果けっかとして記録きろくしないようにします。

こう聞いてみてください
  • 「変えたのは、重さかな、位置いちかな?」
  • 「手を離はなしても止まっているかな?」

「重さ×距離きょり」で考える

水平な棒ぼうに下向きの力を加える基本のてこでは、左右それぞれの「おもりの数×支点してんからの距離きょり」を計算して比べます。「おもり何個分×何cm」のように表すと、比べやすくなります。

実際の道具では、棒ぼうの重さや摩擦まさつも関係します。この式をどの道具にもそのまま当てはめず、基本の実験じっけんのきまりとして使いましょう。

ぴったり止まらないときは、目で見た結果けっかと図の理想的な関係を分けて考えます。

こう聞いてみてください
  • 「左と右で、数を計算すると、どうなるかな?」
  • 「単位たんいはそろっているかな?」

つまずきやすいポイントと声かけ

こんなときこう聞いてみる
「重いほうが必ず下がる」と言う「重さのほかに、変わったことはないかな?」
支点してんから棒ぼうの端はしまでを測はかっている「おもりの真ん中から支点してんまでを測はかってみよう」
定規の真ん中を支えれば、必ず水平になると思う「定規だけのとき、水平になったのはどこだったかな?」
指で押おさえたまま、つり合ったと書く「手を離はなしても止まるか、もう一度見てみよう」

親子で確かめる

  1. ピンセットで小さな物をつまむとき、物をつまむ先の部分は、支点してん・力点りきてん・作用点さようてんのどれですか。
  2. 同じ重さのおもりを支点してんから遠くへ動かすと、棒ぼうを傾かたむける働はたらきはどうなりますか。
  3. 理想的なてこで、左が3個分で支点してんから4cm、右が6個分なら、右を支点してんから何cmに置くとつり合いますか。
  4. つり合っているてこで、左右のおもりを同時に2倍の数にして、位置いちはそのままにします。つり合いはどうなりますか。

まず自分の言葉で説明し、実験じっけんの記録きろくと見比べてみましょう。

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よくある質問

てこのつり合いを家庭でどう教えればよいですか?

定規と同じ硬貨こうかを使い、重さと位置いちを一つずつ変えて、先に予想よそうしてから確かめます。左右の「おもりの数×支点してんからの距離きょり」が同じとき、つり合います。結果けっかを式に合わせて書き換かえず、ずれたときは支点してんや距離きょりの測はかり方を見直します。

思った位置いちでつり合わないとき、どうすればよいですか?

支点してんが動いていないか、距離きょりをおもりの中心から測はかったか、棒ぼう自体の重さの影響えいきょうがないかを順に見ます。ぴったり止まらないこともあるので、見えた結果けっかをそのまま記録きろくします。

はさみで実験じっけんしてもよいですか?

このページでは、閉じたままの観察かんさつにとどめます。刃物はもので無理に硬かたい物を切ったり、力比べをしたりしません。

出典

文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」第2章 第4節 理科。冊子106〜107ページ〔PDF 108・109ページ〕。学習する内容・きまりの根拠こんきょとして参照しました。家庭での手順・例題・図は、内容に合わせて作成した教材です。

文部科学省公式PDF:該当がいとうページを開く

最終確認日:2026年10月28日

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