👪 保護者の方へ
第6学年の理科|物が燃える仕組みを確かめる(燃焼と酸素・二酸化炭素)
小学6年生のお子さんに、家で物が燃える仕組み(燃焼と気体の変化)を教える保護者の方へ。ろうそくや植物体(木や紙など)が燃える実験をもとに、酸素の働きや二酸化炭素の発生を整理する手順です。

物が燃え続けるには新しい空気の通り道が必要です。また、木や紙などの植物体が燃えるときには空気中の酸素が使われ、二酸化炭素が発生します。実験の条件と結果を論理的に結びつけて理解を深めましょう。
空気の流れと燃焼前後の気体の変化
底のない集気びんをろうそくにかぶせるとき、上や下にすき間を作ると火は燃え続けますが、上下ともふさぐと火は消えます。
燃えた後のびんの中に石灰水を入れて振ると白く濁ることから、二酸化炭素ができたことが確かめられます。
こう聞いてみてください
- 「びんの上下にすき間を開けると、どうして火はずっと燃え続けるのかな?」
- 「石灰水が白く濁ったということは、どんな気体が増えたサインだったかな?」
条件を変えて予想と結果を比べる
「酸素だけを集めたびん」「二酸化炭素を集めたびん」「窒素を集めたびん」に火のついたろうそくを入れるとどうなるか、教科書の実験結果を振り返ります。
酸素の中では激しく炎を上げて燃え、二酸化炭素や窒素の中では一瞬で消える様子を確かめます。
こう聞いてみてください
- 「物が燃えるのを助ける働きがある気体は、3つのうちどれだったかな?」
- 「空気を入れ替える換気が大切な理由も、この実験からよく分かるね!」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| びんの中で火が消えたとき「酸素が0%になった」と勘違いする | 「酸素が完全になくなる前に、燃え続けられる割合(約16〜17%)を下回ると消えるんだよ」と正確な事実を教える |
| 二酸化炭素自体に「火を消す力がある」と思い込んでしまう | 「二酸化炭素が火を消すのではなく、物を燃やす酸素が足りなくなるから消えるんだね」と役割を整理する |
| 空気中で一番多い気体が酸素だと思ってしまう | 「実は空気の約8割は窒素で、酸素は約2割なんだよ」と円グラフを見せて確認する |
よくある質問
自宅のキッチンなどでろうそく実験を再現しても安全ですか?
火気を取り扱う実験は火傷や引火の危険が伴うため、家庭では無理に行わず、学校の理科室での実験や教科書の写真・動画資料を活用して振り返るのが安全です。
植物体(木や紙など)以外のもの(金属など)も同じように燃えますか?
スチールウール(鉄)なども酸素と結びついて激しく熱を出して燃焼しますが、二酸化炭素は発生せず酸化鉄になります。「木や紙などの植物体が燃えるときに、空気中の酸素が使われて二酸化炭素ができる」という指導要領の事実を正確に押さえておくことが大切です。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」理科・第6学年(PDFの107ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
次の一歩
答えのページやPDF、音声・ゲームは、無料の寺子屋会員が使えます(メールアドレスだけで登録・パスワードなし)。無料登録はこちら。
