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小6・国語・書く目的と材料の関係

なぜ提案書は違ちがう調査を関係付けるの?

小6国語で、目的に応じて書くことを選び、材料を分類し関係付ける方法を学びます。自作の雨の日の遊び場の調査を、希望・場所・運営の条件で整理します。三つの練習で、提案を支える材料と追加で調べることを選びます。

こたえ

複数の調査を提案の目的へ結ぶと、希望だけでなく実行に必要な条件も含ふくめて書くことを選べるからです。材料を分類し、共通点と違ちがいを確かめて中心の考えを決めます。

表でみる

書く目的と材料の関係を整理する
見るところ内容や働き
希望の調査何をしたいかを知る材料
場所の観察どこでどんな活動ができるか
運営の聞き取り時間や準備の条件
関係付け提案と各材料を線で結ぶ

わけを考えよう

書く目的と三つの調査をそろえる

学習内容を整理すると、書く材料は、目的や相手に応じて内容ごとにまとめたり、互たがいに結び付けたりして、伝えたいことを明らかにします。以下で「自作」「架空かくう」と示す場面・数値や活動の提案は、この教材の例です。原文引用は、それぞれの出典にある言葉として読みます。雨の日の休み時間に、静かに楽しめる遊び場を作る提案書を考えます。自作の資料Aは六年生二十四人の希望で、読書十人、折り紙八人、カード遊び六人です。一人が一つを選んだ架空かくうの調査です。資料Bは場所の観察で、空いている机四台と、本棚ほんだなの近くの通路があります。資料Cは係への聞き取りで、準備と片付けを含ふくめて十五分、通路は空ける、使った道具は箱へ戻もどすという条件です。目的は、希望を生かしながら、休み時間に運営できる計画を読む人へ提案することです。希望だけを見ると読書を中心に考えられ、机だけを見るといくつかの活動を分けられそうです。三つを合わせ、何を提案すれば目的を達するかを検討します。書き始める前に、資料の対象と条件を短くまとめておくと、材料の役割を選びやすくなります。

机で、子どもが無地の付せんを3つの山に分けて並べている。

種類で分けて関係を見付ける

材料を「希望」「場所」「運営」に分類します。次に、折り紙には作業する机と材料を置く箱、読書には本を選んで座る場所という関係を考えます。通路を空ける条件は、どの活動にも共通して関わります。関係図では、中心に「静かに楽しめる遊び場」を書き、周りへ活動、机、準備、片付けを置きます。希望の人数は活動を選ぶ参考、机の数は配置を考える参考、十五分は活動と準備を組む参考として線へ記します。資料同士の関係は、数の集計と情報の役割の両面で捉とらえられます。同じ計画の違ちがう面を説明する材料として結ぶことです。希望調査から分かるのは、この二十四人が選んだ活動の内訳です。全校の希望を提案の根拠こんきょへ広げるときは、対象に合う調査を追加する課題を挙げます。材料の範囲はんいを目的とそろえましょう。

中心に書くことを絞しぼる

自作の案は「机二台を読書、二台を折り紙に使い、今回は二つの活動を試す」です。カード遊びを選んだ人の意見は次の検討材料として記録し、試す活動を二つに絞しぼる理由を説明します。理由は、希望の多かった二活動を扱あつかえることと、机四台を分けて運営の条件を試せることです。準備二分、活動十分、片付け三分という架空かくうの配分なら、合計十五分になります。活動の机は通路を空けて配置し、箱を机の端はしへ置く案も書けます。ここで「読書が十人だから机二台で十分」と人数だけから決める場合には、机の大きさや座れる人数の材料が要ります。提案書では「机の広さと使う人数を係と確認して試す」と、次に確かめる内容へ表せます。材料から言えることと、実行前の確認を組にすると、中心の提案が具体的になります。

材料メモから提案へ進む

書くことを選んだ後は、材料メモを作ります。〈提案:読書と折り紙を試す〉〈理由:希望調査の十人と八人、机四台の観察〉〈方法:机二台ずつ、準備二分・活動十分・片付け三分〉〈確認:机の広さと使う人数、通路を空ける配置〉と整理できます。各材料の右側へ、資料A、B、Cのどこから得たかを記します。〈静かに楽しめる〉は自分が目指す目的で、〈二十四人の内訳〉は資料の事実です。両者を分け、事実がどの考えを支えるかを説明しましょう。友達にメモを読んでもらい、〈希望をどう生かすか〉〈実行に何を確かめるか〉を言い返してもらうと、材料の結び方が伝わるかを点検できます。文章のすべての段落に材料を詰つめる前に、中心と各材料の役割を決めます。目的、分類、関係付け、選択せんたくという手順を踏ふむと、提案書の内容を自分の判断で組み立てられます。 文部科学省 小学校学習指導要領 国語 第5学年及および第6学年には「感じたことや考えたことなどから書くことを選び,」とあります。

もっと知りたい人へ

中学校では集めた情報を根拠こんきょの役割で整理し、文章の中心を明確にします。複数の調査を目的へ結ぶ方法は、提案や報告の内容を選ぶときに生かせます。この学びを、中学校の材料を整理して伝えたいことを明確にする学習から、高校の「現代の国語」で情報の妥当だとう性や信頼しんらい性を吟味ぎんみして書く学習へつなぐ見通しが立てられます(対応する学習事項じこうを踏ふまえた、この教材の編集上の見通し)。

やってみよう

問題1

二十四人の希望調査で、折り紙を選んだ人数は何人ですか。

こたえを見る

八人。

資料Aの内訳を確かめます。

問題2

準備二分・活動十分・片付け三分は条件の十五分に合いますか。

こたえを見る

合う。合計十五分になる。

二+十+三で確認します。

問題3

机二台で読書の人数に対応できるか確かめる材料を一つ挙げましょう。

こたえを見る

例:机の広さと、そこを使う人数。

希望の人数と配置を結ぶ追加の情報です。

よくある質問

学んだことをどう確かめる?

本文の言葉や資料を示し、選んだ理由を説明して確かめます。

出典

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