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中1・国語・比較ひかく・分類・関係付け・引用・出典

なぜ資料の言葉と自分の説明を分けて書く?

なぜ資料の言葉と自分の説明を分けて書く? 資料が述べた内容と、自分がそこから考えた内容を読み手が確かめられるようにするためです。 身近な場面の短文を比べ、言葉と意味のつながりを確かめます。表と三つの練習を使い、自分の言葉で理由を説明する

こたえ

資料が述べた内容と、自分がそこから考えた内容を読み手が確かめられるようにするためです。

表でみる

比較ひかく・分類・関係付け・引用・出典の見方
見るところ確かめること
比較ひかく同じ観点で二つの材料を見る
分類・関係分ける理由と結ぶ理由を示す
引用・出典原文と自分の説明を分け由来を記録する

わけを考えよう

資料を使って説明するときは、資料の内容と自分の考えを別々べつべつに整理します。資料の言葉をそのまま取り出すことを引用と呼びます。自分の言葉で短くまとめることとは区別します。引用した部分をかぎ括弧かっこなどで示し、どこから取り出したかを添そえると、読み手が元の資料へ戻もどって確かめられます。短い引用のあとに「この言葉から、私はこう考えた」と説明すれば、資料の声と書き手の声を順に示せます。

机で、中学生が資料とノートを並べ、鉛筆を持つ。

資料を集めたら、まず比べる項目こうもくを決めます。二つの行事案を比べるなら、目的、場所、必要な道具、参加の仕方などを同じ列に並べます。片方だけを詳くわしく書くより、同じ観点で整理すると共通点と相違そうい点を見つけやすくなります。比較ひかくは、二つ以上の情報を同じ基準で見る作業です。その後で、どの相違そうい点が今回の目的に関わるかを選びます。表を作ることと、表から考えることは続けて行えます。

分類は、情報を共通する性質で分ける作業です。図書室を紹介しょうかいする材料なら、場所に関する情報、使い方に関する情報、本の種類に関する情報という組を作れます。同じ組へ入れる理由を一言で書くと、分け方の基準がはっきりします。一つの情報が複数の組に関わる場合は、今回どの面に注目して分類するかを決めます。目的によって分け方が変わるので、表の見出しに分類の観点を示しましょう。

関係付けは、整理した情報のつながりを考える作業です。例えば「利用の時間」と「混み合う時間」を結ぶと、案内でどの時間の注意を伝えるかを考えられます。分類した箱の中だけを見る段階から、箱どうしを結ぶ段階へ進みます。矢印の横に「同じ」「理由」「具体例」などを添そえると、関係を言葉にできます。整理の方法を使い分ければ、たくさんの材料から、今回の説明に必要な道筋を選べます。

引用するときは、元の言葉を正確に写し、前後の内容に合う使い方をします。資料が限定した範囲はんいを述べている場合は、その範囲はんいも説明へ入れましょう。短い一部分を取り出したあと、元の文章へ戻もどって、資料全体の意味と整合するかを確認します。かぎ括弧かっこの中の語を自分の表現へ変える場合は、引用より要約として示す方法が合います。必要な部分を引用し、その意味を自分で説明するという二段階が役立ちます。

出典は、引用や情報のもとになった資料を示す情報です。本なら題名、著者、掲載けいさいページなど、ウェブ資料なら機関やページの題名、URL、確認した日などを記録します。資料を集めた時点で出典も一緒いっしょに控ひかえると、文章を仕上げるときに対応させられます。本文のどの文にどの資料を使ったかを線で結んで点検しましょう。出典があると、読み手は内容の由来をたどり、説明に使われた範囲はんいを確認できます。

自分の調査メモを作るなら、原文、要約、自分の考えの三つの欄らんを使います。原文欄らんには資料の短い言葉と場所、要約欄らんにはその意味、自分の考え欄らんには説明へ使う理由を書きます。三つを分けると、あとで文章へ組み立てるときにどこを引用し、どこを自分で述べるかが見えます。発表でも同じ記録が使えます。情報を整理してから伝える流れを、一つの資料で試してみましょう。

学習指導要領では「引用の仕方や出典の示し方」と示されています。ここで使う短文や場面は、この学習のために作った例です。

もっと知りたい人へ

比較ひかくや分類は、作文の材料を選ぶときにも使えます。同じテーマの資料を二つ読み、共通する説明と異なる説明を表にすると、自分が調べたい問いを見つけられます。引用した部分を根拠こんきょとして使う場合は、引用の直後に自分の判断を添そえましょう。資料が述べたことと、その資料から考えたことを見える形で分ける手順は、学習の報告や意見を書く場面へ広がります。

やってみよう

問題1

二つの行事を比べる表にそろえる項目こうもくを二つ挙げよう。

こたえを見る

例:目的、参加の仕方。

同じ観点で情報を並べると違ちがいを考えられます。

問題2

資料の文を自分の言葉で短くまとめたものは引用と要約のどちら?

こたえを見る

要約。

引用は元の言葉をそのまま取り出して示す方法です。

問題3

本の一文を引用した。読み手が確かめるため何を示す?

こたえを見る

本の題名、著者、掲載けいさいページなど。

引用した言葉へ戻もどれる情報を記録します。

よくある質問

何から確かめればよい?

同じ観点で二つの材料を見る

自分の説明をどう見直す?

使った言葉や本文の箇所かしょを示し、そこから考えた理由を一文添そえます。

出典

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