なぜ英語の発表は聞く人に合わせて順を決めるの?

英語で趣味や学校の活動を紹介する発表を、聞く人が知りたい内容から組み立てます。日時や場所、自己紹介、自分の考えと気持ちを短い表現で伝える小6向けの解説です。発表の準備と伝わり方を三つの独自問題で確かめます。
こたえ
聞く人が必要な情報を順に受け取れると、何についての話かと、自分の考えや気持ちが伝わるからです。
表でみる
| 伝えること | 準備するメモ |
|---|---|
| 日時や場所 | いつ、どこで |
| 自己紹介 | 趣味、得意なこと |
| 活動への考えや気持ち | 紹介したい点、自分の気持ち |
わけを考えよう
友達へ自分の好きな活動を紹介する発表を考えます。話す前に、何を紹介するかと、聞く人が何を知りたいかを決めます。読書が趣味なら、好きな活動を示した後、どこで読むかを添える方法があります。学校の活動を紹介するなら、日時や場所を先に知らせる方法もあります。学習指導要領は、日時や場所を話すこと、趣味や得意なことを含めた自己紹介、学校や地域のことについて考えや気持ちを話す活動を示しています。

日時や場所を伝える活動では、聞く人がその情報を使う場面を想像します。このページの練習用の行事を「Friday」「the library」という二つのメモで準備したら、金曜日と図書室を伝える短い表現を授業で確かめます。話すときは、曜日のカードと場所の絵を順に示せます。聞く役には、受け取った二つの情報を絵や日本語で返してもらいましょう。実際の行事を紹介する場合は、学校が案内した日時と場所を確認し、その内容に合う言葉を選びます。自己紹介では、自分の趣味や得意なことを一つ選びます。「I like reading.」なら読書が好きだと伝えられます。「I can swim.」なら泳げるということを伝える例です。先に趣味と得意なことを絵で分けて整理すると、どちらの内容をどの表現で言うか選べます。名前や年齢などを添えるときも、相手と目的に合う範囲で内容を決めます。自分の紹介を長くすることより、聞く人がどんな活動をする人か受け取れる短い文を準備してみましょう。
学校や地域の活動について話すなら、活動の説明と、自分の気持ちを分けます。「We clean the park.」という練習用の文は、公園をきれいにする活動を知らせる例です。活動を表す絵を見せた後、「I like the park.」のように、自分の気持ちを伝える短い文を添えることもできます。活動の内容と気持ちがどの文に入っているかを、準備の段階で確かめてください。身近な話題について、授業で親しんだ語や表現を選び、聞く人が場面を想像できる順にします。発表のメモは、英文を長く写す方法に加え、話す内容を絵や短い語で並べる方法も試せます。読書の紹介なら、本の絵、図書室の絵、好きだと伝える印を置きます。絵を見ながら、授業で聞いて親しんだ文を声に出します。メモの順を変えたら、どんな紹介になるかも比べられます。何について話すかが伝わる順を選び、必要なら最初に話題の絵を示しましょう。メモは聞く人へ情報を届けるための手がかりとして使います。
声に出して確かめるときは、短い文の意味の区切りを意識します。一文を言ったら、聞く人が絵やカードを見る時間を取る方法もあります。速さだけを競うより、日時や活動名が受け取られたかを確認します。聞く役には、「好きな活動は何か」「場所はどこか」のように、発表が伝える内容を一つ選んで返してもらいます。発表する役は、用意した内容と相手が受け取った内容を比べ、次の練習でどの言葉や絵を加えるか考えましょう。
発表の振り返りには、準備した内容、実際に話した内容、聞く人へ届いた内容の三つを使います。予定したすべてを言えたかに加え、相手が受け取った情報を確かめます。「趣味を伝えられた」「場所の絵を見せて内容を確かめた」のように、一つの工夫を選びましょう。次の発表では、聞く人を変えたり、紹介する活動を変えたりして、同じ短い表現を別の目的で使えます。自分が言いたいことと、聞く人が知りたいことを結び付ける練習として進めてください。
もっと知りたい人へ
中学校では、まとまりのある内容を聞く人へ伝える発表につながります。今は身近な活動を短い文と絵で紹介し、受け取られた情報を確かめて、話す順や示すものを整えてみましょう。
やってみよう
問題1
行事を紹介して参加してもらいたいとき、活動名に加えて準備すると役立つ二つの情報を挙げましょう。
こたえを見る
日時と場所です。
聞く人が参加するために必要な情報を選びます。
問題2
「I like cooking.」と「I can cook.」のうち、料理が好きだという気持ちを伝える文はどちらですか。
こたえを見る
I like cooking.です。
好きな活動を伝える内容と、できることを伝える内容を分けます。
問題3
発表の後、聞く人へ「どんな活動の話だったか」を尋ねる目的は何ですか。
こたえを見る
自分が伝えたかった内容が受け取られたかを確かめるためです。
用意した内容と届いた情報を比べ、次の工夫を考えます。
よくある質問
発表のメモは絵でも作れますか。
話す内容を絵で順に並べ、親しんだ表現を選ぶ手がかりにできます。
発表の順をどう決めますか。
聞く人と目的を決め、話題や必要な情報を受け取りやすい順に選びます。
出典
- 学習指導要領:第5学年及び第6学年 内容 (3)①エ 話すこと[発表](「自分の考えや気持ちなどを話す活動」)
- 文部科学省・小学校学習指導要領(平成29年告示)第2章第10節外国語、冊子160ページ