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小6・英語・文

なぜ英語は伝える目的で文の形を選ぶの?

同じ学校生活でも、説明する・尋たずねる・頼たのむ目的によって英語の文を選びます。単文、肯定こうていと否定、命令と疑問、代名詞、身近な動名詞と過去形を、意味のある例で確かめる小6向けの解説です。三つの独自問題も収録します。

こたえ

文の形を選ぶと、事実を伝えるのか、尋たずねるのか、してほしいことを伝えるのかが相手へ届くからです。

表でみる

目的と文の例
目的例意味
事実を伝えるI like music.私は音楽が好きです
好きという内容を否定するI don’t like onions.私は玉ねぎが好きではありません
相手に頼たのむPlease open the book.本を開いてください
尋たずねるDo you like music?音楽は好きですか

わけを考えよう

友達に学校生活を紹介しょうかいする場面を考えます。「I like music.」と話すと、自分が音楽を好きだという情報が届きます。「Do you like music?」なら、相手が好きかを尋たずねています。musicという同じ語が入っていても、文全体の働きは違ちがいます。先に伝える目的を決め、その目的に合う形を選びましょう。学習指導要領は、文の形を意味のあるコミュニケーションの中で繰くり返し扱あつかうことを示しています。

友だちに自分の好きなことを身振りを交えて話している小学生と、頬づえをついて聞いている友だち

単文は、一つの主語とそれに対応する述語を中心にした文です。このページでは「I play soccer.」のような短い文で、自分がすることを伝えます。Iは誰だれについての話か、playは何をするか、soccerは何をする対象かを示しています。 出典:British Council:Clause structure and verb patterns。知っている語を長く並べるより、一つの内容が相手へ届く短い文を選びます。友達に文を聞いてもらい、誰だれが何をするかを絵や日本語で返してもらうと、内容が届いたかを確かめられます。平叙へいじょ文は、事柄ことがらを述べる文です。「I like carrots.」なら、にんじんが好きだと肯定こうていして伝えます。「I don’t like onions.」なら、玉ねぎが好きだという内容を否定して伝えます。don’tはdo notの短い形です。 出典:British Council:Capital letters and apostrophes。英語の内容としての否定文も、自分のことを正確に伝えるために使います。好きなものを二つの絵で示し、どちらにどの文を使うか考えてみましょう。相手の好みを聞くときも、その人の答えを受け取って会話を続けます。

命令文は、相手の行動を促うながす形です。「Open the book.」なら、本を開くよう伝えます。Pleaseを付けた「Please open the book.」は、このページで依頼いらいする練習の例です。「Don’t close the book.」は、本を閉じるという行動をしないよう伝える例です。肯定こうていと否定の命令文を、教室の場面で聞き比べます。 出典:British Council:Imperatives。実際の相手へ頼たのむ活動では、相手の状況じょうきょうと声のかけ方も考え、返事を聞きながら進めましょう。疑問文には、いくつかの始まり方があります。「Are you ready?」はbe動詞で、「Can you swim?」はcanで、「Do you like apples?」はdoで始まる例です。尋たずねたい内容をはっきりさせる言葉として、whoは誰だれ、whatは何、whenはいつ、whereはどこ、whyはなぜ、howはどう、という見方もできます。「Where is the library?」なら場所を尋たずねています。 出典:British Council:Question forms。まず授業で音声に親しんだ短い問いを使い、相手がどんな内容を答えるかまで確かめてください。

代名詞は、話す人や相手などを表す語です。Iは話す自分、youは話しかける相手を表します。heやsheは、話題にしている人を表す基本的な例として使われます。 出典:British Council:Possessives: pronouns。名前で人を示した後、どの人について話しているかが分かるように、短い文で確かめます。友達の紹介しょうかいなら、その人が使ってほしい呼び方を大切にしましょう。単語だけを置き換かえる練習に加え、「この文のIは誰だれか」を、その場で話す役と結び付ける活動もできます。

身近な動名詞や過去形も、目的に合わせて使います。「I like swimming.」のswimmingは、泳ぐことを表す例です。 出典:British Council:Like + ing。「I played soccer yesterday.」は、昨日サッカーをしたという過去の出来事を伝える例です。 出典:British Council:Past simple – sentences。まず、それぞれの文を聞いて、好きな活動と、既すでにした活動を区別します。形の変わり方を一度に広げるより、授業で繰くり返し聞いた基本的な表現を、自分の出来事に結び付けましょう。動名詞と過去形は、活用頻度ひんどの高い基本的なものを扱あつかうと示されています。

もっと知りたい人へ

中学校では、文の形と語順をさらに整理して学びます。今は「伝える」「尋たずねる」「頼たのむ」の目的を先に考え、身近な短い文を聞いて使い、相手の返事で意味が届いたかを確かめてみましょう。

やってみよう

問題1

相手が泳げるかを尋たずねたいとき、Can you swim?とI can swim.のどちらを使いますか。

こたえを見る

Can you swim?です。

相手ができるかを尋たずねる文を選びます。

問題2

「I played basketball yesterday.」は、これからの予定と昨日したことのどちらを伝えていますか。

こたえを見る

昨日したことです。

playedという過去形とyesterdayを手がかりにします。

問題3

本を閉じないよう相手に伝えるとき、「Don’t close the book.」はどんな働きをする文ですか。

こたえを見る

相手の行動を促うながす、否定の命令文です。

closeという行動をしないよう伝えています。

よくある質問

短い文から始めてもよいですか。

伝えたい内容を一つ選び、聞いて親しんだ短い文を使ってみましょう。

文を選ぶ前に何を考えますか。

相手へ何を伝えたいか、どんな返事を受け取りたいかを考えます。

出典

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