なぜ自己紹介は伝える順を考えるの?

新しい遊びの仲間へ自分を紹介する自作活動で、趣味と得意なことを整理します。内容を選び、絵を並べ、声で伝えて反応を受け取る流れを、閉じた例と三つの練習で体験してみましょう。
こたえ
聞き手に知ってほしいことを先に選ぶと、短い紹介でも自分のことが伝わるからです。趣味や得意なことを整理し、相手が受け取れる順番で話しましょう。
表でみる
| 段階 | 確かめること |
|---|---|
| 相手 | 誰に知ってほしいかを決める |
| 内容 | 趣味や得意なことを選ぶ |
| 順番 | 一つ伝えてから次へ進む |
わけを考えよう
新しく一緒に遊ぶ仲間へ、自分のことを紹介する場面を考えましょう。相手に知ってほしい趣味や、得意なことを一つずつ選びます。好きな活動の絵と、できることの絵を用意し、紹介する順番に並べます。初めに日本語で、どんな自分を知ってもらいたいかを考え、その内容に合う英語を先生と声で確認しましょう。短い紹介にも、聞き手と目的があります。誰に届けるかを決めてから内容を選ぶと、紹介を準備する理由がはっきりします。

内容を選ぶときは、相手と一緒にする活動を思い浮かべます。絵を描く遊びなら、好きな絵や、描ける物を知らせることが話題になります。ボール遊びなら、好きな活動やできる動きを知らせられます。自分が伝えたい範囲を選び、先生が示した慣れた表現で一つずつ話してみましょう。聞き手は、その内容を絵で受け取り、うなずきや短い反応を返します。紹介する人は相手の反応を見て、次の内容へ進みます。相手がどの絵を見ているかも、話す順番を考える手がかりです。
紹介の順番は、絵を並べて試せます。趣味を先に話し、続けて得意なことを話す場合には、聞き手が話題のつながりを追えるかを見ます。声を一つ示して相手の反応を待ち、次の絵を示すという流れで練習しましょう。相手が興味を示した内容について、質問してもらう時間も作れます。自分の紹介を聞いて何を知ったかを、相手が日本語で振り返ると、伝わった内容が具体的になります。その反応を、自分の意図や準備した絵と合わせて確認します。
自己紹介を一回で固定するより、相手や目的を替えて試しましょう。遊びの仲間への紹介と、作品を見合う相手への紹介では、選びたい内容が変わることがあります。自分が伝えたい趣味や得意なことを、相手に合う順番で整理します。活動後には、選んだ内容、使った声、相手から返ってきた反応を記録します。次の紹介で加えたい内容があれば、先生と声で慣れた表現から選びましょう。自分のことを相手へ届ける経験を、短い一組の紹介から積み重ねます。
準備の紙には、「知ってほしいこと」と「使う絵」の二つの欄を作ります。趣味、得意なこと、一緒にしたいことを日本語で考え、その中から今日伝える内容を選びます。先生には選んだ内容を知らせ、声で慣れた表現を確認してもらいます。絵を一枚ずつ示し、相手が同じ内容を受け取ったら次へ進みます。聞き手は紹介のあと、印象に残った内容の絵を一枚選び、どんなことを知ったかを話します。紹介する人は自分の準備と合わせ、次に示す順番を考えます。家族と取り組むときは、家族が知っていることに加えて、本人が今日伝えたい活動や気持ちを一つ選びましょう。振り返りの記録には、相手から質問された話題も残します。次の紹介でその話題を使うときは、本人が話したい範囲をもう一度選び、慣れた声で短く知らせます。紹介の最後には、聞き手が知ったことを一つ返し、二人で内容をそろえましょう。
学習指導要領では、次の内容を扱います。文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)には「身近で簡単な事柄について,伝えようとする内容を整理した上で,簡単な語句や基本的な表現を用いて,自分の考えや気持ちなどを伝え合うこと。」とあります。
解答例を見る
自作例:I like drawing. I can draw birds. Let’s draw together.
訳:「私は絵を描くことが好きです。鳥の絵を描けます。一緒に絵を描きましょう。」遊びの仲間へ趣味とできることを知らせる自作例です。
もっと知りたい人へ
中学校では、聞き手に合わせてまとまりのある紹介を作ります。小5では、伝えたいことを選び、相手が受け取った内容を確かめながら順番を整えましょう。
やってみよう
問題1
絵を描く仲間へ自己紹介します。趣味や得意なことを選ぶとき、何を思い浮かべますか。
こたえを見る
例:絵を描く遊びで一緒にすることを考え、好きな絵や描ける物を選びます。
聞き手と目的を決めてから紹介の内容を選びます。
問題2
趣味を伝えたあと、次へ進む前にどうしますか。
こたえを見る
相手の声やうなずきなどの反応を受け取ります。
聞き手の理解を見ながら、次の内容を届けます。
問題3
別の相手へ紹介する回では、前の紹介をどう生かしますか。
こたえを見る
伝わった内容を振り返り、新しい相手と目的に合う内容や順番を選びます。
紹介は聞き手に合わせて整理する活動です。
よくある質問
家族と取り組むときはどう進めますか。
授業で声を聞いて使った言葉を選び、家族が相手役になります。このページの自作場面を参考に、伝えたいことを決め、伝わった内容を一緒に確かめましょう。
出典
- 学習指導要領:第2章 第10節 外国語〔第5学年及び第6学年〕 2 (2)ア・(3)①エ(イ)(「身近で簡単な事柄について,伝えようとする内容を整理した上で,簡単な語句や基本的な表現を用いて,自分の考えや気持ちなどを伝え合うこと。」)
- 文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)第2章 第10節 外国語