なぜ英語の言葉はつながって聞こえるの?

種まき用の袋を受け取る自作場面で、語と語が続く声を聞きます。まとまりで聞く、物で意味を確かめる、同じ流れでまねする手順を、閉じた例と三つの練習から体験し、音のつながりに気付きます。
こたえ
続けて話す声では、語の境目の音がつながることがあるからです。慣れた短い表現をまとまりで聞き、意味に合う絵を選びながら声をまねしましょう。
表でみる
| 段階 | 確かめること |
|---|---|
| 場面を知る | 袋を受け取る目的を確かめる |
| 続けて聞く | 短い表現を一まとまりで聞く |
| 声を使う | 同じ意味のやり取りでまねする |
わけを考えよう
種まき用の袋を受け取る、自作の場面を考えましょう。先生が袋を手に持ち、授業で慣れた英語を続けて話します。まずは最後まで声を聞き、誰が何を持っているかを絵や実物で確かめます。同じ表現を何度か聞くと、語が続くところにも耳を向けられます。単語を一つずつ知る経験に加えて、短い表現をまとまりで受け取る経験を作りましょう。意味を先に確かめ、同じ場面で聞くと、声のつながりを物の受け渡しと合わせて感じられます。

発音の準備では、先生が示す現代の標準的な声を聞き、口の動きや言葉の終わり方にも気付いてみます。たとえば、袋を表す語を声で聞き、最後の音までを同じ袋の絵と合わせて受け取ります。授業で使う表現をまとまりでまねし、先生と意味を確かめましょう。自分の声で物を紹介したら、相手が選んだ絵を見て、伝えた内容と合わせます。音を聞く準備と、意味を届ける活動の両方を作ります。
二度目に聞くときは、袋を持つ動きと声の流れを合わせます。英語は続けて話す中で語と語の音がつながり、境目で聞こえ方が変わることがあります。学習指導要領の音声の内容は、このあとに示す引用で確かめられます。授業では、先生が示す一つの声をまずまねしてみましょう。袋を見せる声を聞いたら、同じように袋を持って発表します。聞き手が同じ物を指せたら、意味が伝わったことを確かめられます。音の流れと意味の両方を活動で受け取ります。
まねするときは、表現の始めから終わりまでを一回の声として聞きます。先生が声を示したあと、少し間を置いて自分も同じ意味を伝えます。手でゆっくり一本の線を描く動きを添えると、声が続く感じを表せます。繰り返す回ごとに、同じ袋や絵を見て何を話すかを確かめましょう。自分の声を聞いて相手が物を選び、相手の声を聞いて自分が物を選ぶ活動にすると、声の練習と内容を受け取る活動が一組になります。どの声を聞くと場面が分かったかも伝え合います。
袋を別の道具に替えるときは、新しい表現を先生の声で確かめてから使います。同じような流れの声でも、伝える物が変わることがあります。聞き手は実物や絵を手がかりに、話された内容を選びます。役を交代したあと、自分が聞いた声の続き方と、まねするときに使った動きを振り返りましょう。声の流れに慣れることは、相手の話を受け取る準備になります。一回の短い表現を使える場面を変え、実際の受け渡しでも意味が通じるかを試してみます。
準備には、袋を持つ人の絵と、ほかの道具を持つ人の絵を一枚ずつ用意します。最初は先生が絵を指しながら声を示し、次は声を聞いた人が絵を選びます。慣れたら実物を使い、相手がどの道具を持っているかを紹介し合いましょう。聞き手は選んだ絵を見せ、話し手は意図と合うことを知らせます。声をまねする練習では、相手が使った表現を同じ物を持って試します。先生には声の一部分だけを示してもらう回と、全体を示してもらう回を用意してもらい、最後は表現全体をまとまりで使います。振り返りには、声が続いて聞こえたところや、実物が意味をつかむ助けになったところを話します。家族と進める場合も、子供が授業で声を確認した表現を使い、同じ物を見ながら交代して話してみましょう。袋を受け取る場面では、話す人が持っている物を聞き手へ見せる時間も取ります。聞き手が声から選んだ物と、話し手が見せた物を合わせると、聞いた内容を確かめられます。同じ表現を使う二回目は、物を示す前に声を聞き、あとから見せてもらう順番にします。声を手がかりに考えた内容と、見て分かった内容を比べましょう。音のつながりを感じたところは、先生の声をもう一度聞いて、自分の声でも試します。
学習指導要領では、次の内容を扱います。文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)には「語と語の連結による音の変化」とあります。
解答例を見る
自作例:I have a seed bag.
訳:「私は種を入れる袋を持っています。」種まきの準備で袋を見せる自作例です。先生がhaveとaを続けて示す声を、同じ場面で聞いてまねします。
もっと知りたい人へ
中学校では、慣れた声と文字の関係をさらに学びます。小5では、意味が分かる短い表現を声で繰り返し聞き、活動の中で同じ流れの声を使ってみましょう。
やってみよう
問題1
種まきの袋を示す表現を聞きます。音の流れをまねする前に、何を確かめますか。
こたえを見る
誰が何を持っているかを、袋や絵で確かめます。
声と意味を合わせると、まとまりを使う目的がそろいます。
問題2
先生が短い表現を続けて話しました。まねする声の範囲をどう考えますか。
こたえを見る
始めから終わりまでを一回の声のまとまりとして聞きます。
使い慣れた意味のある表現で、語のつながりを感じます。
問題3
自分が声で示した袋を相手が選びました。どんなことを確かめられますか。
こたえを見る
自分が示した物の情報が相手に伝わったことです。
音の練習を、物を選ぶ行動とつなげて確かめます。
よくある質問
家族と取り組むときはどう進めますか。
授業で声を聞いて使った言葉を選び、家族が相手役になります。このページの自作場面を参考に、伝えたいことを決め、伝わった内容を一緒に確かめましょう。
出典
- 学習指導要領:第2章 第10節 外国語〔第5学年及び第6学年〕 2 (1)ア(ア)(イ)(「語と語の連結による音の変化」)
- 文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)第2章 第10節 外国語