なぜ大文字と符号が読み手を助けるの?

作品カードに添える短い紹介を使い、大文字・小文字と終止符・疑問符・コンマを確かめます。声で慣れてから見て比べ、文字の名前を聞いて書く活動を、閉じた例と三つの練習で体験します。
こたえ
文字の形と符号が、どの文字か、文のどこで一区切りになるかを確かめる手がかりになるからです。声で知った表現を見て、大文字・小文字と符号を確かめましょう。
表でみる
| 段階 | 確かめること |
|---|---|
| 声 | 紹介や質問の意味を確かめる |
| 見る | 文字の形と文末の符号を探す |
| 書く | 文字の名前を聞き、見本と確認 |
わけを考えよう
作品カードに短い紹介を添える場面を考えましょう。まず先生が紹介の声を示し、どの作品を話しているかを絵で確かめます。そのあと、同じ表現を活字体で示してもらい、声で知った内容と文字を結び付けます。カードには、大文字と小文字、文の終わりを表す符号が入っています。文章を読む準備として、まずどんな文字の形があるかを見てみましょう。声で慣れた一つの表現を材料にすると、文字や符号を使う場面も具体的になります。

文字の形を比べる回では、先生が大文字と小文字のカードを一組ずつ示します。文字の名前を声で聞き、同じ名前の二枚を探します。形が似ている組も、形が大きく違う組もあります。自分が気付いた線や丸い部分を指し、どの文字かを確かめましょう。次に先生が文字の名前を一つ声で示し、子供がその活字体を書きます。書いた文字を見本と並べ、ほかの文字と見分けられる形になっているかを確認します。名前を聞く、形を選ぶ、書いて確かめる活動を一組にします。
符号を見る回では、紹介と質問の声を先に聞きます。同じ表現をカードで見ると、紹介の文の終わりには終止符、質問の文の終わりには疑問符があることを確かめられます。先生の見本を指しながら、どこで文が一つ終わるかを探しましょう。複数の物を並べて紹介する文では、コンマにも目を向けます。符号は直前の語と続けて書かれ、そのあと次の語が続くときには空きを作ります。このあとに示す引用は、基本的な符号を扱う根拠です。
作品カードを書くときは、相手に何を知らせるかを先に決めます。先生と声で確認した表現を見本にし、大文字と小文字、語の間、文末の符号を見ながら写します。できたカードを友達に渡し、絵と声で内容を確かめます。相手が読んで指した作品が、自分の伝えたい物と合っているかを見ましょう。文字だけを整える回に加えて、書いた内容が相手に伝わる回も作ります。活動後には、文字の形や符号が役立ったところを一つ選び、次のカードにも同じ確認を使います。
準備では、大文字と小文字のカード、声で確認する短い表現のカード、模様の絵を用意します。最初は文字の名前を聞いて同じ名前の組を置きます。次は見本の一文字を隠し、先生の声を聞いて書き、見本を開いて合わせます。文の符号を確かめる回には、紹介する人と質問する人の絵を置き、表現の意味と文末を結び付けましょう。書く活動では、先生の見本を手元で見られるようにし、語と語の間も確かめます。友達に渡す作品カードを仕上げたら、内容を声でも紹介し、相手の反応を受け取ります。家族と行う場合も、学校で声を聞いて使った表現を選び、見本を見ながら書きましょう。振り返りには、見分けられた文字、文末で気付いた符号、相手に伝わった内容の三つを別々に記録します。作品カードを交換したら、受け取った人は、紹介の文と質問の文を分けて指します。書いた人は、どこまでが一つの文かを同じ符号で確認します。次に二人で声に戻り、紹介した模様と相手に聞いた好みを確かめましょう。声、絵、文字を同じ内容の手がかりとして使うと、カードを書く目的が見えます。文字の名前を聞いて書く回では、見本を見たあとに書き直す時間も用意し、読み手が識別しやすい形を選びます。
学習指導要領では、次の内容を扱います。文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)には「終止符や疑問符,コンマなどの基本的な符号」とあります。
解答例を見る
自作例:I like circles, stars, and flowers. Do you like stars?
訳:「私は丸、星、花が好きです。あなたは星が好きですか。」作品に使う模様を伝え、相手の好みを聞く自作例です。紹介の終止符、質問の疑問符、三つの物を並べるコンマを確かめます。
もっと知りたい人へ
中学校では、声とつづりの関係や文章のつながりをさらに学びます。小5では、声で知っている表現を使い、文字の形と基本的な符号を見て確かめる活動を重ねましょう。
やってみよう
問題1
同じ名前の大文字と小文字を探します。何を聞いて二枚を結び付けますか。
こたえを見る
先生が示す文字の名前を聞きます。
共通の名前と二つの形を合わせて確かめます。
問題2
作品の紹介文と質問文の終わりを見ます。それぞれの符号は何ですか。
こたえを見る
紹介文は終止符、質問文は疑問符です。
声で確認した意味と、文末の符号を合わせます。
問題3
文字の名前を聞いて書いたあと、見本と比べる目的は何ですか。
こたえを見る
どの文字かが相手に分かる形かを確かめるためです。
線や丸い部分を見て、文字の識別を確かめます。
よくある質問
家族と取り組むときはどう進めますか。
授業で声を聞いて使った言葉を選び、家族が相手役になります。このページの自作場面を参考に、伝えたいことを決め、伝わった内容を一緒に確かめましょう。
出典
- 学習指導要領:第2章 第10節 外国語〔第5学年及び第6学年〕 2 (1)イ(ア)(イ)・(3)①イ(ア)(イ)・オ(ア)(「終止符や疑問符,コンマなどの基本的な符号」)
- 文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)第2章 第10節 外国語