なぜ聞く前に必要な情報を決めるの?

架空の工作会の案内から、日付・時刻・値段を聞く自作活動です。必要な欄を決め、数字と項目を合わせ、聞き直して確かめる流れを、閉じた例と三つの練習で体験し、必要な情報を選びます。
こたえ
知りたい項目を先に決めると、聞こえた日付・時刻・値段をどの欄へ入れるか考えられるからです。目的の項目を用意し、声の情報を受け取って確かめましょう。
表でみる
| 段階 | 確かめること |
|---|---|
| 目的 | 知りたい項目の欄を作る |
| 聞く | 数字と日付・時刻・値段を合わせる |
| 確認 | 必要な項目を聞き直す |
わけを考えよう
架空の工作会の案内を聞く場面を考えましょう。このページの日付、時刻、値段は、練習のために作った設定です。案内の声を聞く前に、いつ行われるか、何時に始まるか、いくらかかるかという三つの欄を用意します。数字の声が聞こえたとき、どの項目について話しているかを一緒に受け取ります。まず先生と、授業で慣れた日付や時刻、値段の表現を確かめましょう。聞く目的を持つと、必要な情報を声から選ぶ活動になります。

一度目には、日付、時刻、値段の順で案内を聞きます。日付の欄には月と日のカード、時刻の欄には時計、値段の欄には数字と円を表す札を用意します。先生が声を示したら、内容に合うカードを置きます。数字だけを選ぶ回から、何の数字かも確かめる回へ進めましょう。同じ数字が別の欄に入ることもあるため、声の周りの言葉や、示された絵にも注意を向けます。聞いた情報を項目ごとに置くと、あとで確かめたい部分が見えます。
二度目には、自分が知りたい項目を選んで聞きます。始まる時刻を確認する回なら、時計の絵を手元に置き、時刻の声を受け取ります。日付を確認する回なら、月と日の両方をそろえます。値段を確認する回なら、数字と単位を合わせます。聞き終えたら、別の人が選んだカードと比べて、合っているかを話しましょう。違う内容を選んだ欄は、先生にもう一度声で示してもらい、数字と項目を一組にして確かめます。
案内を作る役では、架空の設定を日本語の表へ先に書き、先生と声を確かめます。聞く役は、自分の目的を決め、必要な欄に情報を置きます。発表した人は、聞き手が選んだカードを設定の表と合わせます。予定を立てるためにどの情報が必要かを考えると、声の数字が活動の判断につながります。振り返りには、最初に知りたかった項目と、聞いて得た具体的な内容を残します。次は設定を少し替え、必要な情報を選び直す活動に進みましょう。
準備の表には、日付、時刻、値段の三つの見出しを日本語で書きます。先にどの欄を使うかを選び、先生が声を示したら合うカードを置きます。最初は一つの項目だけを聞き、慣れてから三つを続けて聞く活動へ進めましょう。必要な項目を選ぶ回には、友達同士で別の欄を担当することもできます。あとで二人のカードを並べ、案内の情報がそろったかを確かめます。設定を作る人は、日付や値段が練習用であることを知らせ、先生と表現全体を声で確認します。振り返りでは、何の情報を聞いたかと、どの数字を受け取ったかを一組で話します。時刻は午前か午後かを絵で合わせ、値段は単位も一緒に見ます。家族と進めるときにも、実際の行事の案内と練習の設定を区別し、授業で慣れた声を使ってカードを選びましょう。聞き直すときには、どの欄を確かめたいかを指で示します。先生がその項目を声で届けたら、カードを置き直し、ほかの欄のカードと混ざっていないかも見ます。数字を項目の情報として受け取る流れを繰り返しましょう。
学習指導要領では、次の内容を扱います。文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)には「日付や時刻,値段などを表す表現など,日常生活に関する身近で簡単な事柄について,具体的な情報を聞き取る活動。」とあります。
解答例を見る
自作例:The craft day is June 12th. It starts at ten. It’s three hundred yen.
訳:「工作の日は6月12日です。10時に始まります。300円です。」日付・時刻・値段を聞くための架空の案内です。午前の活動として、時計と太陽の絵を添えます。
もっと知りたい人へ
中学校では、説明の中から条件に合う情報をさらに詳しく選びます。小5では、必要な項目を先に決め、数字と何の情報かを一緒に受け取る経験を重ねましょう。
やってみよう
問題1
始まる時刻を知る目的で案内を聞きます。手元にどんな欄や絵を用意しますか。
こたえを見る
時刻の欄と時計の絵を用意します。
目的の情報を受け取る準備を作ります。
問題2
日付を確かめるとき、日を表す数字と一緒に何をそろえますか。
こたえを見る
月をそろえます。
月と日を合わせて、日付として受け取ります。
問題3
友達と値段のカードが違いました。次にどう確かめますか。
こたえを見る
値段の声をもう一度示してもらい、数字と円の情報を合わせます。
必要な項目に戻って聞き直します。
よくある質問
家族と取り組むときはどう進めますか。
授業で声を聞いて使った言葉を選び、家族が相手役になります。このページの自作場面を参考に、伝えたいことを決め、伝わった内容を一緒に確かめましょう。
出典
- 学習指導要領:第2章 第10節 外国語〔第5学年及び第6学年〕 2 (3)①ア(イ)(「日付や時刻,値段などを表す表現など,日常生活に関する身近で簡単な事柄について,具体的な情報を聞き取る活動。」)
- 文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)第2章 第10節 外国語