なぜ英語を聞きながら絵を選ぶの?

教室の掃除をする自作場面で、語句や表現と絵を結び付けます。物と動作を聞く、似た絵を比べる、選んだ内容を確かめる手順を、閉じた例と三つの練習で体験し、学校生活の声を受け取ります。
こたえ
絵が表す動作や物と英語の声を合わせると、学校生活のどんなことを伝えたかを確かめられるからです。声の複数の手がかりを受け取り、合う場面の絵を選びましょう。
表でみる
| 段階 | 確かめること |
|---|---|
| 場面 | 教室の活動を絵で確かめる |
| 声 | 物と動作を一緒に聞く |
| 選択 | 合う場面の絵を指す |
わけを考えよう
教室で机を拭く場面を、短い英語の声で受け取りましょう。準備する絵は、机を拭く人、窓を拭く人、机の上に本を置く人です。どの絵にも似た部分があります。先生が授業で慣れた短い表現を話したら、聞き手は物の名前と動作を合わせて一枚を選びます。学校生活の一場面を、声と絵で確かめる活動です。最初に絵の違いを日本語で見つけ、そのあと先生の声でそれぞれの意味を確認しましょう。

聞くときは、物だけでなく、その物に何をしているかにも耳を向けます。机を表す声が聞こえても、拭いている絵と本を置いている絵の両方に机があります。動作の声も受け取ると、どの場面かをさらに絞れます。先生がもう一度声を示したら、絵の中の物と手の動きを指してみましょう。複数の言葉を同じ場面へ結び付けることで、聞いた表現全体の意味を確かめられます。選んだあとには、何を手がかりにしたかを伝えます。
話す役は、聞き手へ示したい活動の絵を一枚決めます。先生と慣れた表現を選び、まず絵を見せて声を示します。次は絵を伏せて声を届け、相手が選んだ一枚を見ます。意図した活動と合うことを確かめたら、絵を開いて二人で比較します。声の意味を動作で示す回も作れます。聞いた人が拭く動きを演じ、話した人が絵と合うかを見ます。声、絵、動作の三つを同じ内容へつなげると、聞き取ったことを複数の方法で確かめられます。
慣れてきたら、掃除の道具や場所を替えます。新しい表現は先生の声で意味を確かめ、その日に使う範囲を選びます。教室の掃除から、図書コーナーを整える活動へ進むときも、物と動作を一緒に聞く考え方は使えます。活動後は、絵のどの部分が手がかりになったかと、声のどの内容を聞いたかを記録しましょう。同じ物が出てくる絵を比べる経験を、少し長い学校生活の話から内容を受け取る活動へつなげます。
準備の絵は、物だけが違う二枚と、動作だけが違う二枚を作ると、どの情報を聞いたかを確かめやすくなります。最初は先生が絵を指して声を示し、次は声を聞いた子供が絵を選びます。選んだ絵を見せるときには、物と動作の両方を指して理由を話しましょう。相手と違う一枚を選んだら、似ているところと違うところを見て、同じ声をもう一度聞きます。役を替える回には、話す人が一枚を選び、先生と確認した表現で知らせます。最後は教室にある実物を使い、聞いた声に合う行動を選ぶ活動へ進めます。振り返りの紙には、選んだ絵と、声から受け取った物・動作を別の欄へ記録します。次の聞き取りでは、自分が手がかりにしやすかった情報を意識して聞いてみましょう。絵を選ぶ一回ごとに、物の欄と動作の欄を見比べます。机という物は同じでも、その上へ本を置く回と、拭く回では、聞き取る活動の内容が変わります。聞く人が二つの欄を両方指せたら、先生の声で表現全体をもう一度確かめます。自分が話す回には、絵を相手に見せる前に意図をメモへ残し、選ばれた一枚とあとで合わせましょう。活動が終わったら、物の声と動作の声のうちどちらが選択に役立ったかを話します。次の回で使いたい手がかりを、一つ選んで試してみましょう。
学習指導要領では、次の内容を扱います。文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)には「自分のことや学校生活など,身近で簡単な事柄について,簡単な語句や基本的な表現を聞いて,それらを表すイラストや写真などと結び付ける活動。」とあります。
解答例を見る
自作例:I clean the desks.
訳:「私は机をきれいにします。」机を拭く、窓を拭く、机に本を置く三つの絵から、机を拭く場面を選ぶ自作例です。
もっと知りたい人へ
中学校では、短い説明から活動の内容をさらに詳しく受け取ります。小5では、物と動作など複数の手がかりを絵と合わせ、表現全体の意味を確かめましょう。
やってみよう
問題1
机を拭く人と、机に本を置く人の絵があります。机という言葉のほかに、何を聞くと選べますか。
こたえを見る
何をしているかを表す動作の内容を聞きます。
同じ物がある絵を、動作の情報で比べます。
問題2
選んだ絵の理由を話すとき、どんなことを示しますか。
こたえを見る
聞いた物や動作と、絵の対応する部分を示します。
声と絵を合わせた手がかりを具体的に振り返ります。
問題3
声の内容を絵以外で確かめる方法を一つ挙げましょう。
こたえを見る
例:聞いた活動の動作を演じます。
同じ内容を動きで示し、相手の意図と照合します。
よくある質問
家族と取り組むときはどう進めますか。
授業で声を聞いて使った言葉を選び、家族が相手役になります。このページの自作場面を参考に、伝えたいことを決め、伝わった内容を一緒に確かめましょう。
出典
- 学習指導要領:第2章 第10節 外国語〔第5学年及び第6学年〕 2 (3)①ア(ア)(「自分のことや学校生活など,身近で簡単な事柄について,簡単な語句や基本的な表現を聞いて,それらを表すイラストや写真などと結び付ける活動。」)
- 文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)第2章 第10節 外国語