なぜ例から自分に合う言葉を選んで書くの?

交換する自己紹介カードを作る自作活動で、例の語句から自分に合う言葉を選びます。内容を決め、慣れた語を選んで書き、相手の理解を確かめる流れを、閉じた例と三つの練習で体験します。
こたえ
例の中から自分の気持ちに合う語を選ぶと、慣れた表現で自分の内容を相手に届けられるからです。先に何を伝えるかを決め、声で知った語と見本を使って書きましょう。
表でみる
| 段階 | 確かめること |
|---|---|
| 内容 | 趣味や好きな物を自分で決める |
| 選ぶ | 例の中の慣れた語を使う |
| 届ける | カードを渡し伝わった内容を見る |
わけを考えよう
友達と交換する自己紹介カードを作る場面を考えましょう。カードには、自分が選んだ趣味や好きな物を短く書きます。先生が、声で十分に慣れた表現の例と、選べる語句を示します。自分が何を伝えたいかを日本語で先に決め、その内容に合う語を例の中から選びましょう。見本全体をそのまま写す活動に加えて、内容の一部を自分で選んで書く活動です。相手に自分のことを知ってもらうという目的を持ち、カードを使います。

準備の回では、先生の声で語句の意味を確認します。絵、音楽、遊びなど、その日に授業で使う範囲から例を選びます。先生が表現全体を示したら、子供はどんな好みの内容かを絵で受け取ります。次に、自分が伝える内容を絵で選び、同じ表現の中でその語句を使います。声で紹介して相手に伝わることを確かめたあと、文字で書く回へ進めましょう。声で慣れた言葉と見本を合わせると、自分が選んだ内容を文字へ届ける準備になります。
書く回では、例となる表現と、選べる語句の見本を手元に置きます。語を替えるところを先生と確認し、表現の順番を見ながら自分の内容を書きます。好きな物を知らせる内容に加えて、好みに合わない物を知らせる内容を選ぶときも、本人の気持ちと先生の示す表現を合わせます。名前、年齢、趣味、好き嫌いなどは、相手に知らせたい範囲を選びます。このページでは趣味と好みを自作のカードにしています。書いたあとは、文字の形、語の間、文末の符号を見本と確かめましょう。
カードを交換したら、相手がどんな内容を受け取ったかを聞きます。相手は、紹介された趣味や好みの絵を一枚選びます。書いた人は、自分が選んだ語と相手の絵を合わせ、意図が伝わったことを確かめます。必要なところは声でもう一度紹介します。活動後には、自分が選んだ内容、使った語句の例、相手が受け取った内容を記録しましょう。次のカードでは、伝えたい内容を選び直し、先生と声で慣れた語句から選んで書く流れを試します。
準備では、選べる語句の絵カードと文字の見本を一組ずつ用意します。最初は声を聞いて絵を選び、次は本人が紹介したい絵を選んで声で伝えます。表現に十分慣れたあと、同じ意味の語句を見本から選び、書くカードに置きます。先生には、替えるところが分かる見本を示してもらい、子供は語の順と間を確かめて書きます。役を替えてカードを受け取る回には、絵を選びながら内容を確かめます。二人が同じ意味を受け取ったところで、選んだ語の見本を指して確認しましょう。振り返りには、見本から選べた言葉と、自分の内容が相手へ伝わったところを残します。家族と行う場合も、学校で声を使った語句の見本を用意し、本人が話したい内容を選びます。年齢や名前を使う回も、活動の目的に合う範囲を決めてから、先生が示す慣れた表現を使いましょう。
学習指導要領では、次の内容を扱います。文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)には「自分に関する簡単な事柄について,音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現を用いた例の中から言葉を選んで書く」とあります。
解答例を見る
自作例:語句の例: music / art / soccer。表現の例: I like music. / 自分のカードの一例: I like art.
訳:「音楽/図工/サッカー」。表現の例は「私は音楽が好きです。」、自分のカードの一例は「私は図工が好きです。」です。例のmusicを、本人が選んだartへ替える自作の活動例です。
もっと知りたい人へ
中学校では、語句や文の仕組みを使って自分の文章を作ります。小5では、声で慣れた例を手がかりに、本人の内容に合う言葉を選び、相手へ届けるカードを書きましょう。
やってみよう
問題1
例には音楽、図工、サッカーの語句があります。語を選ぶ前に何を決めますか。
こたえを見る
自分が相手へ伝えたい趣味や好みを決めます。
本人の内容を先に選び、そのあと例の語句へ結び付けます。
問題2
表現の一部を替えて書くとき、先生と何を確認しますか。
こたえを見る
どこを替えるかと、使う語句や表現の意味を確認します。
声で慣れた例を使い、自分の内容に合う語を選びます。
問題3
カード交換のあと、相手に絵を選んでもらう目的は何ですか。
こたえを見る
自分が書いた趣味や好みが、どの内容として伝わったかを確かめるためです。
書いた語句を、読み手が受け取った意味と合わせます。
よくある質問
家族と取り組むときはどう進めますか。
授業で声を聞いて使った言葉を選び、家族が相手役になります。このページの自作場面を参考に、伝えたいことを決め、伝わった内容を一緒に確かめましょう。
出典
- 学習指導要領:第2章 第10節 外国語〔第5学年及び第6学年〕 2 (3)①オ(エ)(「自分に関する簡単な事柄について,音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現を用いた例の中から言葉を選んで書く」)
- 文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)第2章 第10節 外国語