なぜ学校の紹介に自分の考えを添えるの?

架空の町の広場を紹介する自作活動で、場所の情報と自分の考えを分けます。内容を選び、絵と短い声で伝え、聞き手の反応を受け取る手順を、閉じた例と三つの練習で体験してみましょう。
こたえ
場所や活動の情報に自分の考えを添えると、その学校や地域のどこを伝えたいかが聞き手に届くからです。事実として示す設定と、自分の気持ちを分けて整理しましょう。
表でみる
| 段階 | 確かめること |
|---|---|
| 情報 | 場所やそこでの活動を整理する |
| 考え | 好きなところや希望を選ぶ |
| 発表 | 情報と気持ちを分けて届ける |
わけを考えよう
架空の町にある広場を、友達に紹介する場面を考えましょう。地図には、広場、本を読む場所、花を見る場所を描きます。このページの町と場所は、練習のための自作の設定です。まずどんな場所があるかを知らせ、次に自分が好きな場所や、そこでしてみたいことを話します。場所の情報と自分の考えを分けて準備すると、何を知ってほしいかがはっきりします。使う英語は先生と声で慣れた表現を選び、地図を示しながら発表しましょう。

情報を伝える回では、地図に描いた場所を一つずつ指します。広場がある、そこで本が読めるなど、設定で決めた内容を短い声で知らせます。聞き手は同じ場所を指し、どこについての情報かを受け取ります。そのあと、自分が好きなところを伝える声へ進みます。地図上の場所が同じでも、好きな理由やしたいことは人によって変わります。自分の気持ちとして選んだ内容を、慣れた表現と絵で示しましょう。聞き手には、場所の情報と話す人の好みを分けて受け取ってもらいます。
自分の考えを整理する回では、どの活動を紹介したいかを決めます。本を読むことが好きなら、その場所の絵を選び、先生が示した短い表現を声で確かめます。花を見ることが好きなら、花の絵と同じ流れで伝えます。聞き手は、気付いたことや興味を持ったところを声やうなずきで返します。発表する人は、その反応を受け取って自分が伝えた内容を振り返ります。情報を並べるだけでなく、自分が何を大切に思うかを知らせる発表にしましょう。
学校の紹介へ替えるときには、本人が話したい場所や活動を選びます。実際の学校について話す回では、先生と場所や活動の情報を確かめ、自分の気持ちと分けて準備します。別の人が違うところを好きと話したら、その人の考えとして受け取りましょう。活動後には、知らせた情報と、自分が添えた気持ちを別の欄に記録します。次の発表では、聞き手が興味を示したところを思い出し、伝えたい内容を選び直します。
準備の地図には、同じ町の中に活動が異なる三つの場所を描きます。発表する人は一つを選び、そこにある物やできる活動を日本語の表へ記録します。続いて好きなところやしたいことを、別の欄へ書きます。先生に短い英語を声で示してもらい、意味に慣れてから地図と合わせて話しましょう。聞き手には、場所の情報の札と、発表した人の気持ちの札を別々に選んでもらいます。二人が同じ内容を受け取ったかを確認し、必要なところをもう一度伝えます。役を替える回には、別の場所を選び、それぞれの考えを紹介します。振り返りには、聞き手が興味を持ったところも残します。家族と行う場合も、自作の町の設定と実際の地域の情報を区別し、本人が選んだ気持ちを慣れた声で知らせましょう。紹介のあとには、聞き手が情報と気持ちのどちらを受け取ったかを、二つの札で確かめましょう。
学習指導要領では、次の内容を扱います。文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)には「簡単な語句や基本的な表現を用いて,学校生活や地域に関することなど,身近で簡単な事柄について,自分の考えや気持ちなどを話す活動。」とあります。
解答例を見る
自作例:We have a small square. I like reading there. I like our town.
訳:「私たちの町には小さな広場があります。私はそこで本を読むことが好きです。私は自分たちの町が好きです。」架空の町の設定と、話す人の気持ちを分ける自作例です。
もっと知りたい人へ
中学校では、身近な場所について自分の考えをまとまりのある文章や発表で伝えます。小5では、場所の情報と自分の気持ちを分け、短い声と絵で相手に届けましょう。
やってみよう
問題1
広場があることと、そこで本を読むのが好きなことを発表します。準備の欄をどう分けますか。
こたえを見る
場所の情報の欄と、自分の気持ちの欄を分けます。
伝える内容の性質を分け、聞き手にも整理して届けます。
問題2
友達は自分と違う場所を好きと話しました。どのように受け取りますか。
こたえを見る
その友達自身の考えや気持ちとして受け取ります。
同じ学校や町でも、本人が伝えたいところは変わります。
問題3
実際の学校を紹介するとき、場所の情報をどう準備しますか。
こたえを見る
先生と情報を確かめ、自分の好みや希望と分けて準備します。
事実として知らせる内容と気持ちをそろえて発表します。
よくある質問
家族と取り組むときはどう進めますか。
授業で声を聞いて使った言葉を選び、家族が相手役になります。このページの自作場面を参考に、伝えたいことを決め、伝わった内容を一緒に確かめましょう。
出典
- 学習指導要領:第2章 第10節 外国語〔第5学年及び第6学年〕 2 (3)①エ(ウ)(「簡単な語句や基本的な表現を用いて,学校生活や地域に関することなど,身近で簡単な事柄について,自分の考えや気持ちなどを話す活動。」)
- 文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)第2章 第10節 外国語