なぜ物を見せると数や形が伝わるの?

紙の町の屋根を紹介する自作活動から、物の数や形を伝える発表を学びます。特徴を選ぶ、見えるように示す、声と物を合わせる手順を、閉じた例と三つの練習で体験し、聞き手に伝えます。
こたえ
見せている物と英語の声を結び付けると、聞き手が数や形を確かめられるからです。伝えたい特徴を一つ決め、物を指しながら短く発表しましょう。
表でみる
| 段階 | 確かめること |
|---|---|
| 内容 | 紹介する物の数や形を選ぶ |
| 準備 | 聞き手から見える位置に置く |
| 発表 | 指す動きと声を合わせる |
わけを考えよう
紙の町を作り、三角の屋根を友達に紹介する場面を考えましょう。三枚の三角形の紙を机に並べ、何枚あるか、どんな形かを声で伝えます。初めに日本語で、聞き手に知ってほしい特徴を一つ決めます。数を伝えるなら一枚ずつ指す動き、形を伝えるなら輪郭を示す動きが手がかりになります。授業で聞いて使った英語を選び、物を見せる動きと一緒に練習しましょう。言葉と物が同時に届くと、聞き手も見て確かめながら発表を受け取れます。

発表の準備では、聞き手の位置から物を見てみます。紙が重なっているときは、枚数を確かめやすいように一枚ずつ並べます。形を伝えるときは、輪郭が見える向きにそろえます。発表する人が手で持つ場合には、顔と物の両方が見える高さを試します。見せ方は、伝えたい内容に合わせて決めましょう。数と形の両方を紹介したい場合も、まず一つを伝え、聞き手が見たあとに次へ進めます。短いまとまりを重ねると、声と物の対応を確かめる時間が作れます。
声を出すときは、指す場所と話す内容を合わせます。三枚を紹介しているなら、聞き手が一枚ずつ追えるように示してから数を伝えます。形の名前を言うときは、一枚を見せ、輪郭を指でたどってみましょう。聞き手は、紹介された特徴を別の紙で表したり、同じ形のカードを選んだりして受け取ったことを示せます。発表する人はその反応を見て、自分の意図と合うかを確認します。相手が指した部分に合わせて、もう一度声と動きを示すこともできます。
発表後は、聞き手から一つ感想を受け取ります。「数が見えた」「形を指してくれて分かった」など、具体的な動きについて伝えましょう。次の発表では、その感想をもとに物の置き方や示す順番を変えます。友達と役割を替えれば、紹介する側と受け取る側の両方を経験できます。自分が聞くときに役立った見せ方を、自分の発表でも使ってみましょう。身近な物の特徴を選び、声と動きで紹介する一回の経験を、別の作品を紹介する活動へつなげます。
練習では、数を紹介する回と、形を紹介する回を分けて試します。聞き手は白い紙の上に、自分が受け取った数だけ同じ形のカードを置きます。発表する人は、その結果と見せた物を並べて確かめましょう。二人の考えがそろったら、使う形を丸や四角へ替えて、同じ流れを試せます。新しい表現は先生と声で確認してから活動に入れます。最後に作品の紹介へ戻り、屋根として使いたい形を一つ選びます。物の特徴を話す時間と、その物を作品のどこに使うかを示す時間をつなげると、発表が友達と作品を見合う機会になります。振り返りのメモには、紹介した特徴と、聞き手が選んだカードを並べます。数を伝えた回では、何枚と受け取られたかを見て、形を伝えた回では、どの形が選ばれたかを見ます。次の発表で使いたい工夫を一つ選び、物を持つ位置や指す速さを変えて試しましょう。聞き手の側も、分かった内容を動作で知らせると発表する人の助けになります。二人で伝わったことを見ながら、自分の声と見せ方を整えます。
学習指導要領では、次の内容を扱います。文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)には「身の回りの物の数や形状などについて,人前で実物やイラスト,写真などを見せながら話す活動。」とあります。
解答例を見る
自作例:Look. Three triangles.
訳:「見てください。三つの三角形です。」紙の町の屋根に使う三枚の三角形を示す自作例です。
もっと知りたい人へ
小5では、身近な事柄を整理し、自分の考えを添えて発表する活動につながります。小4では、一つの特徴を選び、聞き手が見て確かめられる発表を作ってみましょう。
やってみよう
問題1
三枚の紙が重なっています。数を伝える前に、どう置きますか。
こたえを見る
一枚ずつ見えるように並べます。
伝える特徴に合う見せ方を準備します。
問題2
形を紹介するとき、声と合わせる動きを一つ考えましょう。
こたえを見る
例:紙の輪郭を指でたどります。
聞き手が声と形を同じところで確かめられます。
問題3
聞き手から「一枚ずつ指したところが分かった」と感想をもらいました。次にどう生かしますか。
こたえを見る
次の数の発表でも、一枚ずつ指す動きを使います。
具体的な感想を、次の見せ方に結び付けます。
よくある質問
家族と取り組むときはどう進めますか。
授業で声を聞いて使った言葉を選び、家族が相手役になります。このページの自作場面を参考に、伝えたいことを決め、伝わった内容を一緒に確かめましょう。
出典
- 学習指導要領:第4章 外国語活動〔第3学年及び第4学年〕 2 (3)①ウ(ア)(「身の回りの物の数や形状などについて,人前で実物やイラスト,写真などを見せながら話す活動。」)
- 文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)第4章 外国語活動