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小4・英語・相手に配慮はいりょした伝え合い

なぜ相手の様子を見て話すの?

相手への配慮はいりょを、短く話す、考える時間を待つ、絵で確たしかめるという行動で学びます。道具を渡わたす自作会話と三つの練習を通して、挨拶あいさつ、感謝かんしゃ、依頼いらいへの応答おうとうを、互たがいに伝わる活動につなげます。

こたえ

相手が聞いたり考えたりする時間に合わせると、互たがいの気持ちを伝え合えるからです。短く伝え、待ち、反応はんのうを確たしかめて会話をつなぎましょう。

表でみる

伝え合う活動の手がかり
段階だんかい確たしかめること
話す前相手が聞く準備じゅんびをしているか確たしかめる
伝える時短い言葉と絵や実物を使う
伝えた後返事を待ち、意味が合ったか確たしかめる

わけを考えよう

色紙を一緒いっしょに使って飾かざりを作る場面を考えましょう。自分が欲ほしい色を伝え、相手に渡わたしてもらいます。話す前に、相手がこちらの話を聞ける状態じょうたいかを確たしかめます。作業の途中とちゅうなら、区切りがつくのを待って声を掛かけます。欲ほしい色紙を指して、授業じゅぎょうで使った短い英語を添そえます。言葉を言うところから、相手と一緒いっしょに活動を進めるところまでが伝え合いです。相手への配慮はいりょは、具体的な行動にして考えると分かりやすくなります。声の聞こえる距離きょりで話す、伝えることを一つに絞しぼる、返事を待つ、絵や実物を見せる、といった行動です。相手によって分かりやすい手がかりも変わるので、実際じっさいの反応はんのうを見て選びます。視線しせんの合わせ方や返事の仕方にも、その人に合った方法があります。相手が使いやすい方法を先生と一緒いっしょに確たしかめましょう。

教室の机で、色紙で飾りを作っている。男の子が欲しい色の色紙を指さし、女の子がその色紙を手で渡そうとしている。

一つ伝えたら、相手の返事を待ちます。すぐに次の言葉を続けるより、相手が考えて選ぶ時間を作ります。返事は声だけでなく、絵を指す、物を渡わたす、うなずく、といった動きにも表れます。相手がどの方法で伝えているかを見て受け取りましょう。自分の希望した色紙が渡わたされたら、感謝かんしゃを伝えます。相手の行動に言葉で応おうじると、二人の活動が次へ進みます。違ちがう色紙を受け取ったときは、欲ほしい色の実物や絵をもう一度示しめします。同じ表現ひょうげんを少しゆっくり言い、相手が選び直せる手がかりを添そえましょう。声の大きさだけを変えるより、言葉と指し示しめす物をそろえると、何を伝えたいかがはっきりします。相手が返してくれた言葉を聞き、同じ物を指して確たしかめます。互たがいに確たしかめる手順も会話の一部です。

今度は役割やくわりを交代して、相手の依頼いらいを受けます。何を求めているかを聞き、実物を選び、渡わたすところまで進めます。作業を始める前の挨拶あいさつ、物を頼たのむ言葉、受け取ったあとの感謝かんしゃは、同じ活動の中でも働きが変わります。言葉を一つずつ覚えるだけでなく、どの場面で使ったかを思い出しましょう。相手の発言と自分の行動を組にして振ふり返ると、会話の流れが見えてきます。練習する二人は、始める前に使う絵や実物をそろえます。話す人だけが欲ほしい物を選び、聞く人は言葉を聞いてから渡わたすようにすると、伝える目的が生まれます。慣なれてきたら選べる物を変えたり、役割やくわりを入れ替かえたりしてみます。活動の難むずかしさは先生と相談し、使い慣なれた表現ひょうげんで進めましょう。二人とも聞き手と話し手になれるよう、交代の時間も先に決めます。

振ふり返りでは、相手のためにした工夫を一つ挙げます。「待ったら友達が自分で選べた」「絵を見せたら同じ物を指してくれた」など、反応はんのうと結び付けて書きましょう。相手にも分かりやすかった方法を聞くと、次の活動で使う工夫を選べます。配慮はいりょは、決まった動作を全員が同じようにすることより、目の前の相手に伝わる方法を探さがすこととして考えます。

学習指導しどう要領ようりょうでは、次の事項じこうを体験的に身に付けることを扱あつかいます。

文部科学省 小学校学習指導しどう要領ようりょう(平成29年告示こくじ)には「簡単かんたんな語句ごくや基本きほん的な表現ひょうげんを使って,相手に配慮はいりょしながら,伝え合うこと。」とあります。

解答かいとう例を見る

会話例:A: Blue, please. B: Here you are. A: Thank you. B: You’re welcome.

訳わけ:A「青をお願いします。」B「どうぞ。」A「ありがとう。」B「どういたしまして。」。青い色紙を渡わたす自作の場面です。相手の返事や動作を待って、次の一言を伝えます。

もっと知りたい人へ

小5では、短い質問しつもんにその場で答えたり、相手に質問しつもんを返したりする活動へつながります。今のやり取りで使った「伝える・待つ・確たしかめる」の流れを、ほかの相手や場面でも試してみましょう。分かりやすかった方法を互たがいに聞くことが、次の工夫になります。

やってみよう

問題1

友達が作業中です。色紙を頼たのむ前にどんな工夫をしますか。

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例:作業の区切りを待ち、友達が話を聞ける状態じょうたいか確たしかめます。

相手が受け取りやすい時に声を掛かけます。

問題2

欲ほしい物を短く伝えました。相手が考えている間はどうしますか。

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返事を待ち、必要なら絵や実物を示しめします。

相手が自分で考えて伝える時間を作ります。

問題3

希望と違ちがう色紙を受け取りました。意味を合わせる工夫を一つ考えましょう。

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例:欲ほしい色を指し、同じ短い表現ひょうげんをゆっくり伝えて確たしかめます。

言葉と実物をそろえて、伝えたいことをはっきりさせます。

よくある質問

家族と取り組むときはどう進めますか。

子供こどもが授業じゅぎょうで聞いて使った表現ひょうげんを選び、家族が相手役になります。絵や実物を用意し、伝わった内容ないようを一緒いっしょに確たしかめましょう。

出典

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