元素の間・原子番号 四十二
モリブデン(Mo)って、どんな元素?
いまのことば
中学生と保護者の方へ。モリブデンがどんな元素か、いっしょに確かめましょう。
モリブデン(Mo)って、どんな元素?
モリブデンは、原子番号42、元素記号Moの金属の元素です。名前は、ギリシャ語で「鉛」を意味することばから来ています。
原子番号 4295.95
Moモリブデンmolybdenum- 元素記号
- Mo
- 原子量
- 95.95
- 周期表の場所
- 第5周期・6族
原子量は日本化学会「4桁の原子量表(2026)」によります。
鉛とまちがえられた
モリブデンの名前のもとは、ギリシャ語の「鉛」。のちに、モリブデンをふくむ鉱物「輝水鉛鉱」にもこの名前が使われるようになりました。モリブデンが見つかったのは1778年です。
からだとモリブデン
モリブデンは、からだの中でいくつかの酵素を助ける役目をしている微量ミネラルです。
1937年、イタリアのセグレとペリエは、モリブデンに重陽子をぶつけて、43番の元素テクネチウムをつくりました。人類が初めて元素をつくった出来事です。
考えてみよう
- 問一鉛とまちがえられるような鉱物は、どんな見た目だったと思いますか。
- 問二ある元素にほかの粒をぶつけると、なぜ別の元素になるのでしょう。
- 問三からだに必要な微量ミネラルを、元素の間からいくつ見つけられますか。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——モリブデンは5段目の6族。真上のクロムと同じ「クロム族」の元素です。
この記事について
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来と発見の年は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)、モリブデンのからだでのはたらきは厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書(微量ミネラル)、テクネチウムの合成は化学と教育 67巻6号(2019年)講座「国際周期表年2019(周期表150年)」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来と発見の年は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)、モリブデンのからだでのはたらきは厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書(微量ミネラル)、テクネチウムの合成は化学と教育 67巻6号(2019年)講座「国際周期表年2019(周期表150年)」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
