80
元素の間・原子番号 八十
水銀(Hg)って、どんな元素?
English
いまのことば
水銀(Hg)って、どんな元素?
水銀は、原子番号80、元素記号Hgの金属の元素です。記号のもとはギリシャ語の「水」と「銀」。日本語の「水銀」と、まったく同じ組み立てです。
原子番号 80200.6
Hg水銀mercury- 元素記号
- Hg
- 原子量
- 200.6
- 周期表の場所
- 第6周期・12族
原子量は日本化学会「4桁の原子量表(2026)」によります。
「水の銀」
元素記号のHgは、ギリシャ語の「ヒュドール(水)」と「アルギュロス(銀)」を合わせたことばから。水銀は、大昔から知られていた元素です。
英語の「mercury(マーキュリー)」は、ローマ神話の商業の神メルクリウス(水星)から来ています。
水俣条約
2013年10月、熊本市と水俣市で開かれた会議で、「水銀に関する水俣条約」が全会一致で採択されました。人の活動で出る水銀から、人の健康と環境を守るための国際条約で、2017年8月16日に発効しました。
水銀は6段目の12族。真上にカドミウム、その上に亜鉛がいます。
考えてみよう
- 問一ギリシャ語と日本語で、同じ組み立ての名前になったのはなぜだと思いますか。
- 問二国際条約に、日本の町の名前がつけられたのはなぜでしょう。
- 問三水星の英語名と水銀の英語名が同じなのは、おもしろいと思いませんか。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——元素記号と英語名の由来がちがう元素には、水銀(Hg/mercury)のほか、タングステン(W/tungsten)やアンチモン(Sb/antimony)があります。