元素の間・原子番号 百十
ダームスタチウム(Ds)って、どんな元素?
いまのことば
中学生と保護者の方へ。ダームスタチウムがどんな元素か、いっしょに確かめましょう。
ダームスタチウム(Ds)って、どんな元素?
ダームスタチウムは、原子番号110、元素記号Dsの元素です。名前は、ドイツの市「ダルムシュタット」から来ています。
原子番号 110(281)
Dsダームスタチウムdarmstadtium- 元素記号
- Ds
- 原子量
- (281)
- 周期表の場所
- 第7周期・10族
( )の数は原子量ではなく、その元素の放射性同位体の質量数の一例です。
原子量は日本化学会「4桁の原子量表(2026)」によります。
ドイツの市の名前
ダームスタチウムは1995年、ドイツで見つかりました。鉛(82番)にニッケル(28番)をぶつけてつくりました。2001年に発見が確かめられ、2003年に名前が決まりました。
ドイツの研究グループは、的を鉛かビスマスにして、ぶつける金属をクロム・鉄・ニッケル・亜鉛と変えながら、107番から112番までをつくりました。
周期表のどこにいる?
ダームスタチウムは7段目の10族。ニッケル・パラジウム・白金と同じ列の、いちばん下にいます。
考えてみよう
- 問一82+28はいくつですか。
- 問二的を鉛からビスマスに変えると、できる元素の番号はいくつ変わりますか。
- 問三10族の元素を、上から順に言えますか。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——的の鉛(82番)をビスマス(83番)に変えて、同じニッケルをぶつけると、次の111番レントゲニウムになります。
この記事について
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、名前の由来・発見の年・名前が決まった年・つくり方は若林文高「超重元素の化学 ニホニウムNhの誕生とその周辺」(化学と教育 65巻3号・2017年・日本化学会)によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、名前の由来・発見の年・名前が決まった年・つくり方は若林文高「超重元素の化学 ニホニウムNhの誕生とその周辺」(化学と教育 65巻3号・2017年・日本化学会)によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
