元素の間・原子番号 三十三
ヒ素(As)って、どんな元素?
いまのことば
中学生と保護者の方へ。ヒ素がどんな元素か、いっしょに確かめましょう。
ヒ素(As)って、どんな元素?
ヒ素は、原子番号33、元素記号Asの元素です。名前は、ヒ素をふくむ黄色い鉱物「雄黄」から来ています。
原子番号 3374.92
Asヒ素arsenic- 元素記号
- As
- 原子量
- 74.92
- 周期表の場所
- 第4周期・15族
原子量は日本化学会「4桁の原子量表(2026)」によります。
名前は「雄黄」
元素記号のAsは、ラテン語の「アルセニクム」から。そのもとは、ギリシャ語で雄黄を意味する「アルセニコン」です。雄黄は、ヒ素と硫黄が結びついた鉱物です。
ギリシャ語の「はげしい」ということばともつながりがある、とされています。ヒ素は中世から知られていた元素です。
周期表のどこにいる?
ヒ素は、4段目の15族。真上にはリン、その上に窒素がいます。
となりの16族には、ギリシャ語の「月」から名前がついたセレンがいます。
考えてみよう
- 問一鉱物の色や形から、元素の名前がつくことが多いのはなぜでしょう。
- 問二「中世から知られていた」とは、どれくらい前のことでしょう。
- 問三窒素・リン・ヒ素は同じ列です。似ているところを調べてみましょう。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——発見の年が「中世」とされる元素には、ヒ素のほか、亜鉛やアンチモン、ビスマスなどがあります。
この記事について
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来(Arsenikon・雄黄 As2S3・Arsen・中世)と中世から知られていた元素は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来(Arsenikon・雄黄 As2S3・Arsen・中世)と中世から知られていた元素は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
