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高校の英語は、英語コミュニケーションⅠ(全員が履修)〜Ⅲと論理・表現Ⅰ〜Ⅲの6科目で、高校で1,800〜2,500語程度の新しい語を扱います。「聞いたり読んだりしたことを基に書く」目標は、英検準2級プラス・2級・準1級の英文要約と英作文と同じ力を使います。
1. 高校の英語のしくみ
| 科目 | 領域 | 新しく扱う語(学習指導要領) |
|---|---|---|
| 英語コミュニケーションⅠ(全員が履修) | 5つ(聞く・読む・話す[やり取り]・話す[発表]・書く) | 中学までの語に400〜600語程度 |
| 英語コミュニケーションⅡ | 5つ | Ⅰの語に700〜950語程度 |
| 英語コミュニケーションⅢ | 5つ | Ⅱの語に700〜950語程度 |
| 論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ | 3つ(話す[やり取り]・話す[発表]・書く) | — |
出典:文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年告示)」(第2章第8節 外国語・必履修教科・科目)
英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲで新しく扱う語を合わせると、高校で1,800〜2,500語程度になります。どの学年でどの科目を履修するかは各学校が決め、授業は英語で行うことを基本とすると示されています。
高校の目標の特徴は、話される速さや語句・情報量などについて、英語コミュニケーションⅠでは「多くの支援を活用すれば」、Ⅱでは「一定の支援を活用すれば」と、支援の程度を変えて書いていることです。論理・表現では、ディベートやディスカッション、論理の構成や展開を工夫して話す・書くことが目標に入っています。
2. 領域別の目標と、英検の問題
英語コミュニケーションⅠと論理・表現Ⅰの目標(要点)と、英検準2級プラス・2級・準1級の一次試験で同じ力を使う問題を並べました。
| 領域 | 学習指導要領の目標(要点) | 英検で同じ力を使う問題 |
|---|---|---|
| 聞くこと | 日常的な話題の必要な情報を聞き取り話し手の意図を把握する/社会的な話題の概要や要点を目的に応じて捉える | 準2級プラス・2級:会話15問・文15問(1回)/準1級:会話12問・文12問・Real-Life 5問(1回) |
| 読むこと | 日常的な話題の書き手の意図を把握する/社会的な話題の概要や要点を目的に応じて捉える | 長文の語句空所補充と内容一致(準2級プラス・2級は6問と8問、準1級は6問と7問) |
| 書くこと(英語コミュニケーション) | 聞いたり読んだりしたことを基に、情報や考えを論理性に注意して書いて伝える | 英文要約(準2級プラス 25〜35語・2級 45〜55語・準1級 60〜70語) |
| 書くこと(論理・表現) | 意見や主張などを、論理の構成や展開を工夫して書く | 英作文(準2級プラス 50〜60語・2級 80〜100語・準1級 120〜150語) |
| 話すこと(2つ) | やり取りを通して情報を得る・ディベートやディスカッションで意見を述べる | (英検の一次試験の問題には入らない) |
出典:日本英語検定協会「準2級プラスの試験内容」、日本英語検定協会「2級の試験内容」、日本英語検定協会「準1級の試験内容」、各級の2026年度第1回 問題冊子の指示文(語数)
3. 「聞いたり読んだりしたことを基に」書く力
高校の学習指導要領は、書くことと話すことの目標に「聞いたり読んだりしたことを基に」という言い方をくり返し使っています。読んだ内容を自分の言葉でまとめる英検の英文要約は、この目標と同じ力を使う問題です。要約では本文の強さ(may・some など)を変えず、自分の意見を入れずに書きます。
4. 次に読むページ
中学と高校の外国語の全体像は中学校と高校の英語で、学習指導要領は何を求めているかに、書く問題は英検準2級プラスの英文要約の書き方・英検2級の英文要約の書き方・英検2級の英作文の書き方・英検準1級の英文要約の書き方に、聞く問題は英検2級リスニングの解き方・英検準1級リスニングの解き方にまとめています。
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