👪 保護者の方へ
第2学年の図画工作|材料や用具に慣れて、つくる(材料を並べる・つなぐ・積む)
小学2年生のお子さんに、家で造形遊び(身近な材料を並べたり積んだりして形をつくること)を教える保護者の方へ。空き箱、紙コップ、落ち葉などを使って、手や体の感覚を働かせて工夫する手順です。

完成図通りに上手に作ることだけが図工ではありません。材料の手触りを感じながら「並べる・つなぐ・積む」試行錯誤の中から、豊かな発想が生まれます。
紙コップや積み木を「高く積む」「長く並べる」実験
たくさんの紙コップや空き箱、ドミノを床いっぱいに広げます。
「どこまで高く積めるかな?」「どんな形に並べたら面白いかな?」と問いかけ、手を動かしながら思いついたアイデアをどんどん試させます。
こう聞いてみてください
- 「倒れそう! どうやったらもっとグラグラしないで高くなるかな?」
- 「並べた線が、まるで長〜い線路や迷路みたいに見えてきたね!」
- 「触った感じはどう? つるつる? ざらざら?」
途中で崩れても「変身した!」と面白がる
高く積んだものがガシャーンと崩れても叱ったり残念がったりせず、「崩れた形も面白いね! 次はどんな形にしようか?」と声をかけます。
失敗を恐れず何度でもやり直せる安心感が、自由な創造力を育てます。
こう聞いてみてください
- 「崩れたところが、怪獣の山みたいに見えるよ!」
- 「今度は別の材料(段ボールやペットボトル)も混ぜて合体させてみる?」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 『何を作ればいいか分からない』と手が止まる | 『お城を作ろう』などテーマを決めず、まず3個並べてみて『何に見える?』と問いかける |
| 崩れると泣いて怒ってしまう | 崩れる音や散らばる面白さに共感し、『もう一回チャレンジできるね!』と前向きに促す |
| 部屋が散らかるのがストレス | レジャーシートを敷いて『このシートの上なら思い切り広げてOK』とエリアを決める |
よくある質問
造形遊びにお金をかけた特別なキットは必要ですか?
全く必要ありません。トイレットペーパーの芯、お菓子の空き箱、新聞紙、洗濯ばさみ、どんぐりなど身の回りの廃材や自然物が最高の材料になります。
親が手出しして綺麗に作ってしまいたくなります。
大人の美的感覚で作ってしまうと子どもの探究が止まります。親は材料を渡す助手や『わあ、すごい!』と驚く観客役に徹しましょう。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」図工・美術・第1学年及び第2学年(PDFの131ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
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