👪 保護者の方へ
第1学年の道徳|善悪を区別しよいことを行う(善悪の判断と自律)
小学1年生のお子さんに、家で「よいことと悪いことの区別、進んでよいことを行う姿勢」を教える保護者の方へ。日々の出来事や絵本をきっかけに、自分で考えて行動する力を育てる手順です。

「叱られるからやめる」のではなく、「なぜそれが良いこと(悪いこと)なのか」を自分で考えられるようになることが道徳の第一歩です。温かい対話で振り返りましょう。
「自分がされたらどうかな?」と相手の気持ちを想像する
おもちゃの取り合いや順番のトラブルがあったとき、頭ごなしに怒るのではなく立ち止まります。
「もし自分が横からおもちゃを取られたら、どんな気持ちがするかな?」と問いかけ、相手の悲しさや痛みに気付かせます。
こう聞いてみてください
- 「お友達に『かして』って言われたとき、どうしたらみんなが笑顔になれるかな?」
- 「靴を揃えたりゴミを拾ったりしたとき、どんな気持ちがした?」
- 「誰も見ていなくても、良いことをすると自分の心がすっきりするね!」
小さな「よい行い」を見逃さずに具体的に褒める
靴を脱いだら揃えた、妹におもちゃを貸してあげたなど、自分で判断してよい行動ができた瞬間をしっかり言葉にして褒めます。
「自分で気づいてできたね!」という承認が、自律心を育てます。
こう聞いてみてください
- 「自分で気づいてお片付けできたね、お母さんすごく嬉しいよ!」
- 「次はどんな素敵なことができるか、自分で決めてみようか!」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 叱られるのを恐れて嘘をついてしまう | 怒らずに『正直に話してくれてありがとう』と受け止め、どうすればよかったかを一緒に考える |
| 周りの友達の悪い行動に流されてしまう | 『お友達がやっていても、自分がダメだと思うことはやらない』勇気の大切さを伝える |
| 「ダメ!」と言っても反発する | 禁止命令ではなく『こうしてくれると助かるな』とポジティブな行動を提案する |
よくある質問
道徳的なお話を子どもに伝えるとき、絵本は役立ちますか?
登場人物の行動や気持ちを通して、自分自身の行動を客観的に見つめるきっかけになります。親子で感想を話し合ってみるのもよい方法です。
良いことをしたときのご褒美(物やお菓子)はあげてもいいですか?
ご褒美の形はご家庭の考えで決めてよいとされています。シールやおやつなどを使う場合も、「助かったよ、ありがとう」という感謝の言葉を一緒に添えると、よい行いの理由が子どもに伝わりやすくなります。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」道徳・第1学年及び第2学年(PDFの166ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
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