📌 このページでわかること
- まとめて書くと、かえって下手になる理由
- 3日の分け方(何日前から始めるか)
- 1日に書く枚数の目安
- 直すところを一つにしぼるやり方
- よくある質問への答え
「書き初め 練習 何枚」の答えは、枚数ではない
一日で30枚書いても、20枚目からは手が疲れて形がくずれます。疲れた手で書いた字を、体が覚えてしまいます。そこで、練習を3日に分けます。同じ枚数でも、仕上がりが変わります。
書写は、うまく書けたかどうかを自分で見て、次の一枚を直していく学びです。見て直す時間がないと、枚数は成果になりません。日をあけるのは、その時間を作るためです。
用意するもの
- 練習用の紙(1日5枚ほど、3日分)
- 本番の用紙
- お手本
- 直すところを書く小さな紙
ステップ1:提出日から3日をさかのぼる
提出日の前日に本番を書くのは、やめてください。提出日の4日前から始め、前日を予備の日にあけます。体調をくずしても間に合います。
ステップ2:1日目は「見る」に使う
1日目は、たくさん書きません。3枚だけ書いて、お手本と見くらべます。そして、直すところを紙に三つ書き出します。「二字目が大きい」「一画目が短い」のように、具体的に書きます。
ステップ3:2日目は一つだけ直す
2日目は、書き出した三つのうち一つだけを直すつもりで、5枚書きます。三つ全部を同時に直そうとすると、どれも直りません。一つ直ったら、次の日にもう一つです。
ステップ4:3日目に本番を書く
3日目は、はじめに練習を2枚書いて手をならし、そのあと本番の紙に書きます。本番は3枚まで。それ以上書くと、疲れて最初の一枚に戻れなくなります。書いた紙には、うすく番号を書いておきます。
ステップ5:一晩おいて選ぶ
その日に選ばず、乾かして一晩おきます。次の日に3枚を並べると、書いた直後には見えなかった差が見えます。選んだら、番号を消して提出します。
3日を続けるコツ
- 1日の練習は20分から30分で切る。長くしない
- 直すところは、いつも一つだけ
- 前の日に書いた紙を、となりに置いてから始める
- うまく書けた一枚は、消さずに残しておく
よくある質問
Q. 3日も取れません。
A. 2日でもかまいません。大事なのは、日をまたぐことです。1日目に3枚書いて直すところを決め、2日目に本番を書く。これだけでも変わります。
Q. 何枚書いても上手になりません。
A. 見くらべる時間がないのかもしれません。5枚書くごとに手を止め、お手本の横に置いて見てください。書く時間と見る時間を、半分ずつにします。
Q. 1枚目がいちばんよく書けます。
A. よくあることです。その1枚を残しておき、最後に見くらべてください。集中している最初の一枚が本番になるのは、悪いことではありません。