📌 このページでわかること
- 冬に観察できるもの(動かないもの・動くもの)
- 毎日おなじ条件で記録するこつ
- 変化が見えないときの見つけ方
- 絵と数の使い分け
- よくある質問への答え
冬の観察は「変化がゆっくり」
夏とちがい、冬は生きものの動きも植物の成長もゆっくりです。だから変化が見えるように記録の仕方をそろえることが、夏よりも大事になります。
冬に観察できるもの
- 動かないもの:木の冬芽、落ち葉の下の地面、霜、氷、しもばしら、日の当たる時間
- 育てるもの:ヒヤシンスの水栽培、豆苗の再生、球根、パンジー
- 動くもの:庭や公園に来る鳥、日なたの虫、金魚やメダカの動き
- 空:日の出と日の入りの時刻、月の形、雲の様子
ステップ1:一つに決めて、置き場所も決める
観察するものを一つに決めます。育てるものなら、置く場所を最初に決めて動かしません。場所が変わると、光も温度も変わり、比べられなくなります。
ステップ2:おなじ時刻に見る
毎日おなじ時刻に観察します。朝でも夕方でも構いませんが、変えないことが条件です。温度も光も一日の中で変わるためです。
ステップ3:数と絵の両方を残す
記録には、数(長さ・本数・温度・時刻)と絵の両方を残します。数は変化を比べるため、絵は形を残すためです。ものさしを絵のとなりに描くと、大きさが伝わります。
ステップ4:変わらなかった日も書く
観察日記でいちばん多い失敗は、変化がない日を書かないことです。「変わらなかった」も記録です。あとで見返したとき、いつから動き始めたかが分かります。
ステップ5:最後にグラフか表にまとめる
休みの終わりに、数の記録を折れ線グラフか表にします。ばらばらの日記が、一枚で見えるようになります。ここが宿題としていちばん評価されるところです。
変化が見えないとき
- ものさしをあてて、数で測る。目では分からない差が出ます
- 写真を毎日おなじ場所から撮って、並べて見る
- 触ってみる。かたさ・つめたさは、目より先に変わります
- 観察するものを増やさず、見る時間を長くする
よくある質問
Q. 何日ぶん必要ですか。
A. 学校の指示に従ってください。指定がなければ、七日以上あると変化が見えます。
Q. 途中で枯れてしまいました。
A. そのまま記録してください。枯れた理由を考えて書けば、それは立派な観察の結果です。
Q. 外の観察は危なくないですか。
A. 雪の日は、雪の積もった屋根の下、凍った池や川、雪山には近づかないでください。観察は明るい時間に、大人に行き先を伝えてから行います。